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2018年09月

受精卵「ゲノム編集」解禁へ…基礎研究に限定

1: しじみ ★ 2018/09/25(火) 12:01:16.20 ID:CAP_USER

 遺伝子を効率よく改変できる「ゲノム編集」を人の受精卵に行う基礎研究が、日本でも来春、解禁される見通しとなった。文部科学省と厚生労働省は28日に開かれる有識者会議で、研究に関する指針案を示す。

 今回解禁されるのは、生殖補助医療に役立つ基礎研究に限られる。研究で使う受精卵は、不妊治療で使われなかった受精卵(余剰胚)だけで、遺伝子改変した受精卵を人や動物の胎内に戻すことは認めない。両省は一般市民の意見も聞くなどした上で、来年4月の指針施行を目指す。

 人の受精卵にゲノム編集を行う研究は、生殖補助医療のほか、遺伝性疾患などの難病治療にも役立つと期待されており、中国や米国では、受精卵を使った基礎研究がすでに行われている。

読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180924-OYT1T50009.html



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1537844476/
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量子力学「操作」に限界 電通大発見、計算機に応用も

1: しじみ ★ 2018/09/24(月) 12:16:22.03 ID:CAP_USER

 電気通信大学の田島裕康特別研究員らは量子力学の性質を使う非常に小さな対象を操作する際の精度に限界があることを突き止めた。操作の精度を一定以上に高めようとすると、操作を行う装置のエネルギーのばらつきが大きくなることを導いた。次世代の高速計算機と期待される量子コンピューターなどで使う量子デバイスの設計に応用できるという。

 従来のコンピューターが0か1のビットを基本単位として計算するのに対し、量子コンピューターは0でも1でもある「重ね合わせ」の状態が存在する量子力学の性質を利用している。これを実現するには、レーザー発振器で光を打ち込んで超電導回路を操作したり、磁力を使って、量子力学で使われる磁石の性質(スピン)を変化させたりすることが必要だ。

 田島特別研究員らはレーザー発振器などの量子力学で使う装置の操作の誤差を一定以下に小さくしようとすると、装置のエネルギーのゆらぎが大きくなり、大きなエネルギーが必要になることを数式で示した。

 量子力学の原理をコンピューターに応用することで、計算速度を高められることは分かっているが、重ね合わせの状態を保つのが難しい点が、高い計算能力を持つ量子コンピューターが開発できていない要因の1つとされている。今回の成果は量子デバイスの効率的な設計などに生かせる可能性がある。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35610010R20C18A9X90000/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1537758982/
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“超臨界”地熱発電を実現へ、NEDOが事前調査に着手

1: しじみ ★ 2018/09/24(月) 12:48:13.19 ID:CAP_USER

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、温室効果ガス排出量の大幅な削減が期待できる超臨界地熱発電技術について、調査井掘削に向けた事前調査に着手すると発表した。

 同事業では、超臨界地熱資源の存在の可能性が高いと想定される国内複数地域で詳細な調査を実施し、資源量評価や調査井の仕様検討に取り組む他、酸性環境・高温度(500℃程度)に耐える資材、発電システムおよび超臨界地熱環境下における人工貯留層の造成手法の調査・開発を行うとともに経済性についても検討する。

 最近の研究成果から、一定の条件を満たす火山地帯の3~5kmの深部には、約500℃と高温・高圧の超臨界水が存在すると推定されている。それを活用して発電する超臨界地熱発電は、従来の地熱発電よりも、1つの発電所当たりの大出力化が可能になる発電方式として期待されている。

超臨界地熱発電技術は、日本政府が2016年4月に策定した「エネルギー・環境イノベーション戦略(NESTI2050)」の中で温室効果ガス排出量を大幅に削減するポテンシャルのある革新技術の一つに位置付けられる。NESTI2050が示すロードマップでは、実現可能性調査、調査井掘削のための詳細事前検討、調査井掘削、掘削結果の検証と実証実験への事前検討、そして実証試験の5つのステップが組まれており、2050年頃の超臨界地熱発電技術の普及を目指している。

 NEDOは、このロードマップを踏まえ、超臨界地熱発電に関する実現可能性調査を2017年度に実施した。その結果、妥当と考えられる前提条件を与えた数値シミュレーションにより、1坑井あたり数万キロワットの発電が可能であること、および経済性評価については従来の地熱発電と同程度の発電コストに収まることが示された。一方で、地下設備の資材開発(コストダウン検討を含む)や地上設備のシリカ対策や腐食対策などについて継続調査を行った上で、経済性を再評価する必要があるとの結果を得た。

 今回、超臨界地熱発電に関する調査井掘削に向けた詳細事前調査として、日本で超臨界地熱資源の存在の可能性が高いと想定される複数地域において詳細な調査を実施し、資源量評価や調査井の仕様の検討などに着手する。また、昨年度に引き続き、酸性環境・高温度(500℃程度)に耐える資材(ケーシング材やセメント材)・発電システムおよび超臨界地熱環境下における人工貯留層の造成手法について調査・開発を行うとともに経済性についても検討する。

 検討結果については、来年度末に実施するステージゲート審査において、試掘前調査へ移行可能であるかどうかを確認する予定だ。なお、事業期間は2018~2020年度。2018年度の事業予算は3億4000万円となっている。

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http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1809/20/news041.html



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1537760893/
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岡山大「研究教授」を新設 優れた准教授対象、管理業務を免除

1: しじみ ★ 2018/09/24(月) 13:07:37.18 ID:CAP_USER

岡山大は優れた研究実績を持つ准教授に与える称号として「研究教授」を新設する。給与待遇は変わらないが、管理的な業務などを免除し研究に専念できるようにする。優秀な若手研究者の活躍の場を広げ、人材をつなぎ留める狙いもある。26日の役員会で正式決定する。

 対象は全ての学部・大学院、研究所などの准教授。文系理系を問わず、応募して審査に通れば認定する。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35584220Q8A920C1CR8000/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1537762057/
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富士山大噴火、気象研「降灰量シミュレーション」の恐ろしい結果 都心部で10センチ以上 脱出不能 1250万人が目・鼻・のどをやられる

1: ばーど ★ 2018/09/18(火) 05:48:45.70 ID:CAP_USER9

※イロモノスレ
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 全国で相次ぐ自然災害――。9月以降でも、大阪が台風21号の直撃で高潮などの被害に遭い、関西空港は閉鎖に追い込まれたし、北海道では胆振東部地方を震源とする最大震度7の巨大地震が襲った。西日本や九州では今も復興作業が続いている。列島はどこも被害ばかりだが、最も恐れられているのが富士山の大噴火である。その時、いったい何が起こるのか。日本人であれば知っておくべきだ。

■10センチ積もるだけで都心はパニック

 気象庁気象研究所が「大規模噴火時の火山現象の即時把握及び予測技術の高度化に関する研究」を発表した。簡単にいえば、富士山の大規模噴火(宝永噴火)の降灰量シミュレーション。1707年12月に起きた宝永噴火の噴煙の高さや継続時間の推定値を、実際の風向きなどの気象データ(2015~17年)に当てはめて推計したものである。

 その結果が恐ろしい。東京都心部の降灰量は10センチ以上になるという。研究に携わった、同研究所火山研究部の新堀敏基主任研究官は言う。

「3年間のデータを基に1096件の降灰事例を出しました。その結果、東京・大手町(都心部全般)は36事例で降灰量が10センチ以上になることが分かりました。確率にすると3%ですが、大きな数字と捉えています。実際の宝永噴火の降灰分布を見ても十分にあり得る値です」

 たかだか10センチでもバカにできないし、そもそも10センチは最低ラインと考えておいた方がいい。全パターンを重ね合わせた最大降灰量の分布図を見ると、神奈川全域、東京都、静岡、山梨各県の一部では最大30センチ~1メートルだ。神奈川、静岡、山梨各県の一部地域では1メートルを超える。千葉、茨城、埼玉各県でも、最大10~30センチとなる可能性を指摘している。

宝永噴火では降灰が16日間続いた。同じように富士山が噴火した場合、山梨県と静岡県で75万人の避難者が出ると推定されている。

 東京都心に住む場合、一斉避難は物理的に無理だろう。火山灰が舞う中での生活を強いられることになりそうだ。

 気象庁が降灰予報で使用する降灰量階級表を見ると、1ミリ以上の降灰で地面は灰色に染まる。視界も濁るという。要するに、みんな身動きができなくなるのだ。

■1250万人が目・鼻・のどをやられる

 富士山ハザードマップ検討委員会(2004年)では、被害エリアの通行不能区間は、3700~1万4600キロ、不通になる線路区間は1800キロだ。これではどこにも脱出不能だ。航空機は0.1ミリ未満という少量の降灰で6空港が不能になる。フィリピンのピナツボ山の大噴火(1991年)でも、4ミリで国際空港が使用不能になり、回復に10日を要している。

 むやみに外に飛び出すのも危険だ。ガラス質の灰が目に入れば激痛が襲い、息を吸えば肺や気管を傷つけて炎症を引き起こす。米ワシントン州のセントヘレンズ山の事例では、降灰量6ミリで1000人あたり2~4人が目・鼻・のどの異常など健康被害を訴えている。7.5センチで速やかな手当てを要したのは人口の1~2%もいたという。

 先の検討委員会のデータでも、「目・鼻・のど・気管支の異常」を被るのは、実に1250万人と推計されるから、避難所に向かうのもリスクが高い。

 宝永噴火が発生した12月は特に最悪だった。

「冬は偏西風が強いので東方向に集中します。これは春まで同じで、逆に7、8月の夏に発生すれば西側にも降灰し静岡県全域が被害を受ける。ただ、噴火における降灰量は同じなので、分散される分、エリアごとの被害は小さくなる。それでも台風シーズンに噴火した場合の被害は計り知れません。風と雨で遠くまで運ばれて降りますし、土石流につながれば危険な水を浴びながら、逃げ場もありません。積雪シーズンも同様にリスクが高まります」(新堀研究官)

 火山灰は水分を含めばコンクリートのようになる。雨水を吸い込めば体内のまわりの灰が固まる恐れもあり、命が危険だ。

以下全文はソース先で

2018年9月17日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/237728/1




引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1537217325/続きを読む

放射性物質基準値超えキノコを販売 猪苗代町の直売所 国の出荷制限対象となっている野生キノコ

1: ばーど ★ 2018/09/21(金) 01:28:37.92 ID:CAP_USER9

 福島県は20日、同県猪苗代町の直売所「中原直売アキ子の店」が、国の出荷制限対象となっている野生キノコ4種類を販売していたと発表した。2種類は食品衛生法での放射性物質の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えていた。県は販売停止と自主回収を要請した。

 この店は5月にも基準値を超える山菜を売っていたとして、県の指導を受けていた。

 県によると、店では同県昭和村産のアミタケなどを販売し、少なくとも84パックが売れた。経営者の女性が出荷制限を知らずに知人から買い受け、店頭に置いていたという。

 今月19日、県職員が巡回中に発見。残っていた柳津町産のサクラシメジからは1キログラム当たり210ベクレルが検出された。県内産の野生キノコ類は、会津地方の4町村を除き出荷や提供が制限されている。

2018.9.20 19:21
産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/180920/afr1809200038-n1.html



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1537460917/続きを読む

発電する腸内細菌を発見 さらに発電に使用される遺伝子も特定される

1: ネコゲルゲ ★ 2018/09/20(木) 06:34:02.74 ID:CAP_USER9

腸は第二の脳とも言われているが、研究が進むにつれ、感情や気分、対人コミュニケーションにまで腸が関与している可能性も浮上してきた。
人の腸には約3万種の腸内細菌が存在すると言われているが、その中には発電するものがあるのだそうだ。

発電する細菌「起電性細菌」自体は特に新しいものではない。
湖の底のような、私たちが暮らすところから遠く離れた場所でならすでに見つかっている。
しかし腸内にそれがあるとはびっくりだ。

■発電する細菌の発見

米カリフォルニア大学バークレー校の微生物学者ダニエル・ポートノイ氏らは、リステリア・モノサイトゲネスという食品媒介性病原細菌の1種で口にするとリステリア症の原因になる細菌を培養した。
リステリア症は汚染された乳製品や食肉などから感染し、免疫が弱った人・妊婦(流産の原因になる)・高齢者にとっては危険な食中毒として知られている。

この細菌を電気化学チャンバーに入れて、電極で電子を捕捉できるか試してみたところ、それらが電流を作っていることが判明したのである。

■発電に使用される遺伝子が特定される

細菌が発電する理由は、代謝によって生まれた電子を取り除くためなど、いくつかある。
しかしポートノイ氏によると、主な目的はエネルギーを作ることだという。

しかしリステリア・モノサイトゲネスは、ほかにも酸素を使ってエネルギーを作るという技も持っている。
そのため発電は、腸内の酸素が低下したなど、あくまで特定の状況で使う補助的な手段だと考えられるようだ。

また発電に使われる遺伝子も特定された。
それは発電をする際に重要となるタンパク質の情報を持つ遺伝子だ。
タンパク質は発電された電子を保持するもので、湖底に住むほかの起電性細菌に比べるとかなりシンプルなやり方である。

これまで知られていた起電性細菌のほとんどはグラム陰性菌――つまり、外部と内部を隔てる細胞壁が2層で構成される細菌だった。
しかしリステリア・モノサイトゲネスはグラム陽性菌で、細胞壁は1層しかない。
したがって、電子が外部に出るために越えるべきハードルが1つ少ない。
  
だが電子が細胞の外に出た後、どこに行ってしまうのかはよく分からない。
腸ではない場所にいる起電性細菌は、一般に電子を鉄やマンガンのような環境中の鉱物に流す。

研究では、リステリア・モノサイトゲネスが発電した電子は電極に流された。
しかし実際の腸の中では、おそらく鉄のような様々な分子がそれを引き受けるのだろうという。

細菌が生きるためにフラビンタンパク質を必要としていることも明らかになった。
フラビンはビタミンB2の一種で、腸内には豊富にある。
さらに周囲の環境に遊離フラビンがあると、発電が活発になることも分かった。

■遺伝子の特定により腸内の起電性細菌を複数発見

リステリア・モノサイトゲネスの発電に使われる遺伝子が特定されたので、これを手がかりにして、研究チームはほかにもそのシンプルな発電方法を使う起電性細菌をたくさん見つけることができた。
多くは腸内に潜む細菌だが、ヨーグルトの発酵に重要な役割を果たすものや、善玉菌として食べられているものの中にも起電性細菌が確認された。

なお研究には参加していないイリノイ大学のラティ・カフーン氏は、腸内に電気を帯びた細菌がいるとは「ショック」とコメントしている。

リステリア・モノサイトゲネス
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http://karapaia.com/archives/52265090.html



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1537392842/続きを読む
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