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2019年02月

脱臭除菌機の次亜塩素酸が、麻しん(はしか)感染を抑える効果があることを検証

1: しじみ ★ 2019/02/20(水) 15:03:05.69 ID:CAP_USER

■はしかの感染防止に期待、パナソニックの意外な発見

 パナソニックは、自社の脱臭除菌機「ジアイーノ」の専用液として使っている次亜塩素酸が、麻しん(はしか)感染を抑える効果があることを検証した。次亜塩素酸の有効成分を実験室内に蒸発させたところ、2時間後に麻しんウイルスの感染能力を99%以上抑制したという。同社は「薬事法の問題もあり、製品自体にウイルスへの抑制効果があるとはいえない」としつつ、今回の知見を製品開発に役立てる方針だ。

 北里環境科学センター(相模原市南区)で検証した。パナソニックの脱臭除菌機で使うものと同様の濃度(1リットル当たり約10ミリグラム)の次亜塩素酸水溶液をフィルターにしみこませ、風に当て約6畳の空間に有効成分を蒸発させて抑制効果を確かめた。

 はしかは感染力が強く、日本でもあべのハルカス(大阪市阿倍野区)で感染者が確認されるなど、患者が増えつつある。

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https://newswitch.jp/p/16526



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1550642585/続きを読む

スマホで聴く音楽に難聴リスク 「音量下げて」WHOが警告

1: しじみ ★ 2019/02/15(金) 06:45:26.70 ID:CAP_USER

【2月13日 AFP】
国連(UN)は12日、10億人以上の若者がスマートフォンやその他オーディオ機器の大音量での使用による聴覚障害のリスクにさらされていると警鐘を鳴らした。UNは安全な音量レベルに関する新たな安全基準を提案している。

 UN専門機関の世界保健機関(WHO)と国際電気通信連合(ITU)は聴覚を守ることを目指し、オーディオ機器の製造と使用に関する拘束力のない国際基準を発表した。

 音楽鑑賞においては、特に若者がリスクを伴う習慣に陥りやすい。WHOによると、12~35歳の約半数に当たる11億人に「大きな音に長時間にわたって過剰にさらされる」恐れがあり、個人用オーディオ機器もこうしたリスク要因の一つと指摘された。

 しかし、WHOのテドロス・アドハノン(Tedros Adhanom)事務局長は、世界にはすでに「難聴を防ぐための技術的なノウハウ」があると話す。

 同事務局長は声明を発表し、「これほど多くの若者が音楽を聴く間に自身の聴覚に損傷を与え続けるようなことがあってはならない」と述べ、若者は「ひとたび聴力を失えば回復は困難であることを理解しなければならない」と続けている。

 現在、世界人口の約5%に当たる約4億6600万人が、日常生活に支障をきたすほどの難聴に悩まされている。この中には3400万人の子どもが含まれるが、WHOによると、そのうちどれだけの人がオーディオ機器の危険な使用によって聴力を損傷したのかは分からないという。しかし、ITUと共同で策定した今回の新基準によって、「日々、音楽を楽しむ若年消費者層を守ることができるだろう」と期待を寄せる。

 WHOは、85デシベル(dB)超で8時間、100dB超で15分の音量にさらされるのは安全でないとみなしている。

■速度計のない車で高速道路を走行するようなもの

 今回発表した安全基準「Safe listening devices and systems(安全なリスニング機器とシステム)」では、全てのオーディオ機器に「許容音量」を制御するソフトウエアの組み込みを求めている。その目的は、ユーザーがさらされている音量と継続時間を追跡し、ユーザーの聴力に与えるリスクを評価することだ。

 このシステムを活用することで、危険な音楽鑑賞習慣に陥っているユーザーに注意を促すことも可能になると考えられる。WHOはまた、危険な使用を防ぐために、オーディオ機器に対する音量のペアレンタルコントロール(親による制限)機能と自動音量制限機能も導入するよう提言している。

 一部のスマートフォンや他のオーディオ機器では、すでにこうした機能が提供されているが、深刻な聴力低下を防ぐためには、統一された基準を採用することが望ましいと国連は指摘する。

 WHOのシェリー・チャーダ(Shelly Chadha)氏は、スイス・ジュネーブでの記者会見で、「この状況は、速度計や速度制限機能のない車で高速道路を走っているようなものだ」と話した。

「WHOが提案しているのは、どれだけの音量が出ているか、制限を超えていないかをユーザーに知らせる速度計…すなわち測定システムをスマートフォンに取り付けた状態で販売することだ」 (c)AFP

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http://www.afpbb.com/articles/-/3210941



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1550180726/
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カラスの知能、数手先を考え行動 最新研究で判明

1: しじみ ★ 2019/02/16(土) 21:35:03.74 ID:CAP_USER

■「計画的に道具を使う能力があるという初めての決定的な証拠」と研究者

カラスの一種であるカレドニアガラスが、3工程もの計画を立て、道具を使って餌を手に入れる能力をもつことが、新たな研究で判明した。これまで動物には未来を想像し、計画を立てて行動する知能は備わっていないとされてきた。

「チェスをする人間のようです」と、研究を指揮したニュージーランド、オークランド大学のアレックス・テイラー氏は話す。研究成果は、2019年2月7日付けの学術誌「Current Biology」に発表された。

 カレドニアガラスは、オーストラリアの東の島々に生息するカラス科の鳥で、道具を作ることで知られている。小枝を加工して槍や釣り針を作り、それを使って獲物の幼虫をとる。ほかに、石を使って餌をとる研究例もある。筒に水を入れ、餌を浮かべておく。ただし、カラスのくちばしは餌に届かない。するとカラスは容器に石を落とし、くちばしが届くまで水位を上げて餌をとるのだ。

 とはいえ、カラスが頭の中で、行動を事前にどこまで計画しているかは不明だった。テイラー氏も「決定的な証拠を示すのは非常に難しい」と説明する。「動物がどう考えているかまでは、私たちにはわからないのですから」

 何を考えているのかをカラスに聞くことはできない。カラスの行動から何が起きているのか推測するのは簡単でも、それを証明するには緻密に試験する必要があった。

■カラスにパズルを解かせる

 そこで、研究チームは、野生のカレドニアガラスを飼い慣らし、パズルを解く訓練をした。例えば、筒に石を落とせば餌が手に入るといった方法を複数、カラスに覚えさせた。一つひとつのパズルを訓練し終わると、研究チームは実験装置にカラスを放した。

 テイラー氏のチームがつくった実験装置は次のようなものだ。装置の外側の4面には1面ごとに仕掛けを設置した。さらに、他の面から仕掛けが見えないように、ついたてで区切って小部屋のようにする。そして、1つ目の小部屋には小枝を置いた。2つ目の小部屋には、筒の中に石を入れた。この石は小枝を使わないと取れない仕組みだ。3つ目の小部屋には、石を落とすと肉が出てくる仕掛けを作った。そして4つ目には、カラスを惑わすために、餌取りでは使わない別の道具を置いた。

続きはソースで

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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021200098/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1550320503/
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NASA、2028年に有人月面探査実現へ 長期滞在目指す

1: しじみ ★ 2019/02/16(土) 10:50:31.33 ID:CAP_USER

【2月15日 AFP】
米航空宇宙局(NASA)は14日、有人月面探査計画を民間企業と協力して加速すると発表した。首都ワシントンの本部で記者会見したジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官によると、月面での長期滞在を念頭に「持続可能な形とし、宇宙飛行士が定期的に行き来できるようにする」計画で、2028年までの実現を目指す。

 この有人月面探査計画は、2017年12月にドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が署名した宇宙政策を具体化したもの。2030年代に実現を目指す有人火星探査の前に、再び月面に宇宙飛行士を降り立たせる構想だ。

 NASAは有人探査に備え、2024年までに月面に無人探査機を着陸させる計画で、すでに探査機建造のため民間企業の入札を募集している。入札は3月25日に締め切り、5月に第1回選考を実施する。

 有人月面探査では、まず、2026年までに月周回軌道に「ゲートウェイ(Lunar Gateway)」と名付けた小型の宇宙ステーションを建設し、地球と月面との中継拠点とする。国際宇宙ステーション(ISS)のように宇宙飛行士が常時滞在することはないが、ISSと同様に他国の参加も求める方針だ。

 早ければ年内、遅くとも2020年中に計測機器などを月に輸送する方向でNASAは計画を進めている。

 NASAのトーマス・ザブーケン(Thomas Zurbuchen)科学局長は「われわれはスピードを重視している」とコメント。「すべての輸送計画や着陸計画が成功するとは思っていない。リスクはいとわない」と明言した。

 米国人宇宙飛行士が最後に月面に着陸したのは1972年で、アポロ17号(Apollo 17)の船長ユージン・サーナン(Eugene Cernan)飛行士が月面を歩行した。(c)AFP

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http://www.afpbb.com/articles/-/3211267



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1550281831/続きを読む

アイスを食べると頭が痛くなるのはなぜなのか?どうすれば避けることができるのか?

1: しじみ ★ 2019/02/16(土) 13:27:06.81 ID:CAP_USER

冬にぬくぬくした部屋で食べるアイスクリームは格別ですが、アイスクリームやかき氷などを勢いよく食べた後にキーンと頭が痛くなる「アイスクリーム頭痛」は、実は医学的に使われている用語。このアイスクリーム頭痛はなぜ起こるのか?ということについて、タフツ医療センターの神経科学者で頭痛の専門家でもあるStephanie Goldberg氏が解説しています。

What Is Brain Freeze?
https://www.livescience.com/64131-brain-freeze.html

アイスクリーム頭痛は正式にいうと「Cold stimulus headache(寒冷刺激による頭痛)」で、性別や年齢を問わず、冷たいものを食べた人が多く経験する症状のことを指します。医学的には、なぜアイスクリーム頭痛が起こるのかは明かされていません。アイスクリーム頭痛のトリガーとなるのは「温度」であり、「冷たいものを急いで食べる」といった内部トリガーだけでなく、極寒の外へ帽子なしで出かけるといった外部トリガーによってでも頭痛は発生します。極端に冷たい食べ物や空気が口蓋あるいは喉の奥にあたると、温度に敏感なこれらの部分の血管や刺激されることになるためです。

2012年に発表された小規模な研究では、アイルランド国立大学ゴールウェイ校とハーバード大学医学部の研究者らが、13人の被験者に対して意図的にアイスクリーム頭痛を起こして体の変化を観察しました。この実験では、被験者の目の裏、脳の中央に位置する前大脳動脈の血流が突然増加することが示されており、これがアイスクリーム頭痛の原因ではないかと考えられました。増加した血流をコントロールしようと血管が収縮するために痛みが発生する可能性があるわけです。

「脳は体の中で最も重要な器官の1つで、常に動く必要のあるものです。温度に対して非常に敏感な脳は、血管を拡張することで組織の中に血液を入れ、温度を保とうとしているのだと考えられます」とハーバード大学医学部のJorge Serrador氏は述べています。血液の流入自体はアイスクリーム頭痛を説明するものではないのですが、頭蓋骨内が圧迫されることで痛みが誘発される可能性があるそうです。そして脳に対する圧が増し温度が上がると、それが危険なレベルに達しないように血管が収縮して圧を小さくしようとするのだと研究者は考えています。

また、別の仮説として、脳神経の1つである三叉神経が寒冷な刺激によって活性化させられる可能性も考えられています。三叉神経が活性化すると頭の中にある血管が瞬間的に収縮し、その後拡張します。この結果、痛みが起こることも考えられるとGoldberg氏は述べています。寒冷刺激がなくなると血管は通常のサイズに戻るため痛みは消え去ります。いずれにせよ頭痛の原因は脳ではなく血管にあるため、アイスクリーム頭痛は永続的なダメージを与えたり、命を脅かしたりすることがないわけです。

◆アイスクリーム頭痛の症状とは?

アイスクリーム頭痛の症状は以下の通り。

・冷たさにさらされると即座に痛みが発生し、30~60秒ほどで痛みがピークに達すること
・強烈な、刺すような痛みが前頭あるいは側頭にあること
・痛みが始まってから数秒から数分で痛みが消えること

口蓋や喉の奥、鼻を通して冷たいものが三叉神経を活性化すると、この情報が脳全体に中継されるため、痛みは口や鼻ではなく頭に起こります。通常、アイスクリーム頭痛は前頭部で起こるものが最も強烈で、それが側頭部、後頭部に広がっていくとのこと。この時の痛みは「うずくような痛み」「刺すような痛み」と描写されることもあれば、偏頭痛持ちの人は「拍動痛」と表現することもあります。偏頭痛持ちの人はアイスクリーム頭痛を起こしやすい傾向があることを示す研究は複数あり、これは、偏頭痛持ちの人は三叉神経が敏感であり寒冷刺激によって三叉神経が活性化されやすいためだとGoldberg氏は説明しています。

◆アイスクリーム頭痛を防ぐには?
Goldberg氏によると、アイスクリーム頭痛は特に治療を必要としないものですが、一方で防ぐことも難しいものとのこと。もちろん、冷たいアイスクリームを避けることは予防方法になりえますが、アイスクリーム頭痛を防ぐためにアイスクリームを食べないという手段をとる人は少ないはず。そこで取り得る方法として、とにかくゆっくり食べること、そしてアイスクリームなどを口蓋から遠ざけることが示されています。このほか、アイスクリーム頭痛が始まったら温かいお湯をゆっくりと飲むことや、舌を丸めて口蓋の温度に敏感な部分に当てて温めることなどを推奨している人もいるとのことです。

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https://gigazine.net/news/20190216-icecream-headache/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1550291226/続きを読む

【天文学】太陽の「兄弟星」が見つかる

1: しじみ ★ 2019/01/29(火) 18:44:28.05 ID:CAP_USER

太陽は今から46億年前、ガスと塵(ちり)の雲の中で物質が凝集して誕生した。同じ雲から、ほぼ同時期に数百~数万個の恒星が生まれたとみられるが、それらの兄弟星は長い年月の間にかなたに吹き飛ばされたり、天の川銀河の中心を巡る公転速度のわずかな違いのために徐々に離れていったりして、太陽の周囲から消えた。近年、そうした「太陽の兄弟星」が発見され、太陽の系譜が明らかになってきた。

生物学者がDNAや遺伝形質を調べて系統図を描くように、天文学者は星々の化学元素の比や運動のパターンを調べ、星どうしのつながりを明らかにする。米タコマ・コミュニティ大学のイバン・ラミレス教授は、恒星の化学組成と、天の川銀河内を移動する速度から兄弟星の候補を約30個選び出し、さらに詳しく解析して、2014年に太陽の兄弟星を発見した。

発見したのは、ヘルクレス座の方角に見えるやや青みがかった星だ。太陽よりも質量が約15%大きいだけで、ほぼ同じ大きさ。太陽のすぐ近くで形成されたとみられるが、現在は110光年離れた位置にある。双眼鏡で夜空を見上げれば、ヘルクレスの肩の上、こと座のベガの近くに見える。

現在、欧州宇宙機関(ESA)の探査機ガイアが、天の川銀河の3Dマップを作成するため、全天の10億個の恒星の光度と正確な位置を観測している。その巨大な恒星データベースを調べれば、行方不明の太陽の兄弟星の半数が見つかるだろうとラミレス教授は予測している。このほか、太陽と兄弟星の材料となった元素を供給した「母なる星」の存在も明らかになっている。

太陽と兄弟星がそれぞれ核融合によって輝き始めて間もなく、それぞれの周囲で塵と微粒子が合体し始め、数々の惑星が生まれた。地球は太陽誕生から3800万年~1億2000万年後に形成されたと考えられている。このころは太陽の近くに兄弟星があり、兄弟星の惑星を太陽が奪い取っていた可能性もあるという。太陽はずっと独りぼっちだったわけではない。今後、太陽から最も遠い太陽系外縁部の天体の研究が進めば、太陽が奪い取った惑星が見つかるかもしれない。

宇宙にはブラックホールなどのエキゾチックな天体が多くあり「太陽を含めた恒星に関しては、問題は総じて解決ずみだという人もいる」と、米民間科学研究所、フラットアイアン研究所のメーガン・ベデル博士は話す。「だが、わかっていないことは依然として多い」。

■米航空宇宙局(NASA)のソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーが2014年に撮影した太陽表面のプラズマ爆発
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日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40295380S9A120C1000000/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1548755068/続きを読む

JAL、手荷物積込にパワードスーツ導入 グラハン負担軽減へ

1: しじみ ★ 2019/02/12(火) 23:40:09.37 ID:CAP_USER

日本航空(JAL/JL、9201)グループで、国内空港での貨物搭載などグランドハンドリング(グラハン)業務を担うJALグランドサービス(JGS)は2月12日、グラハン作業者の負担軽減用の「パワードスーツ」を導入したと発表した。羽田と成田の両空港で導入し、社員の負担軽減や生産性向上につなげる。JALグループでパワードスーツを本格導入するのは初めて。

—記事の概要—
・羽田・成田で10台ずつ
・「日本のグラハン、荷物扱い丁寧」
・腕機能の共同開発も

■羽田・成田で10台ずつ


パワードスーツ「MODEL Y」を装着するJGSのグラハンスタッフ=19年2月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 導入するのは、ATOUN(あとうん、奈良市)が開発したパワードスーツ「ATOUN MODEL Y」で、腰に装着して作業する。荷物を持ち上げるときはモーターがアシストし、下げるときはブレーキ機能が働くことにより、腰への負担を軽減する。

 JGSは2月1日から、羽田と成田で10台ずつ計20台を順次導入。受託手荷物のベルトコンベアからコンテナへの積み込み時や、上屋での貨物取り扱い時に活用する。

 MODEL Yはモーターを左右に1つずつ搭載し、体の動きに追従。持ち上げる際の中腰姿勢をサポートする。背中にリチウムイオン電池を備え、1.5時間の充電で約4時間可動する。重さは約4.5キロ。カーボン樹脂を採用することで軽量化を実現した。

 今回導入したパワードスーツは、腰の負担を軽減する。今後、腕のアシスト機能実装に向け、JGSとATOUNの両社で共同開発を視野に入れた実証実験を展開する。

■「日本のグラハン、荷物扱い丁寧」


「MODEL Y」の導入経緯を説明するJGSの中村社長=19年2月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JGSの中村泰寛社長は「MODEL Y」の導入理由について、着脱や歩行の容易性など「現場の評価が高かった」ことを挙げた。また、腰のほか腕などへの拡張性も評価したとした。

 羽田では1日あたり、およそ4万個の受託手荷物を取り扱っている。中村社長によると、日本のグラハン会社は海外と比較し、受託手荷物を丁寧に扱っているという。「腰の負担がよりかかる傾向にあるが、品質の高い作業を日本の会社として求めていきたい」と述べた。

 今後は導入した20台を他空港にも展開。福岡や札幌、伊丹などの基幹空港でも負担軽減を狙う。

 羽田での荷さばきでパワードスーツを着用した、JGSのスタッフは「重い荷物を扱う札幌行きや那覇行きのほか、国際線で力を発揮しそう」と話した。

腕機能の共同開発も


パワードスーツ「MODEL Y」を販売するATOUNの藤本社長=19年2月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JGSが導入したMODEL Yは、2018年7月に発売。1台70万円程度で、これまで倉庫や工場などの物流や、製造などの業界で200台近くを販売した。航空業界での導入は、JGSが初めて。

 MODEL Yを販売するATOUNの藤本弘道社長は、2019年度からは農業での導入も狙う。また、腕機能をJGSと共同開発することで、負担軽減を実現したいとした。

 ATOUNは2003年6月に、松下電器産業(現パナソニック、6752)の社内ベンチャー制度で設立。2013年3月には三井物産(8031)と業務・資本提携し、現在はパナソニックと三井物産との合弁会社となっている。



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https://www.aviationwire.jp/archives/166453



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1549982409/続きを読む
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