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ブタ

死んだブタの臓器を回復させる新技術、臓器移植の保存へ応用可能か

1: ごまカンパチ ★ 2022/11/13(日) 17:47:07.96 ID:CJXydtsI9

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e396ca77dd7ebf605349b0551f80e14cfd7fe5
■ECMOのような装置で“魔法の回復液”を体に送り込む「OrganEX」、移植臓器不足の解消なるか
 栄養とタンパク質と薬剤が入った混合液を送り込んで、死後数時間が経過したブタの脳を回復させたとき、米エール大学の神経科学者ネナド・セスタン氏は、
生と死を分かつ境界線は考えていたほど明確ではないと悟った。
実験の目的は、脳を生き返らせることではなく、脳内の結びつきの研究だったが、2019年にこの衝撃的な研究結果を発表するやいなや、
彼の研究室には世界中から問い合わせが殺到した。

「エール大学の同僚をはじめ、いろいろな人たちがやってきて、『これを腎臓でやってみなければ。あれやこれもやってみるべきだ』と言うんです」とセスタン氏は言う。
大きな関心が寄せられたことから、セスタン氏のチームは今度は他の臓器にも使える混合液を作り、その液体と体内に送り込むシステムを「OrganEx」と名付けた。

2022年8月3日付けで学術誌「Nature」に発表されたセスタン氏の研究は、死後1時間室温で放置されたブタにOrganExを使うと、
複数の臓器(心臓、肝臓、脳、腎臓)を救い、機能させられる可能性を示した初めての例となった。
「わたしは神経科学者なんです」とセスタン氏は笑う。
「肝臓や心臓などの臓器を扱うことになるとは夢にも思っていませんでした。それでも、臓器移植に対する高いニーズと、それがまだ十分に満たされていないという事実は
大きなモチベーションとなりました」

世界保健機関(WHO)の試算では、世界で臓器移植を必要とする人々のうち、実際にこれを受けられるのはわずか10%だ。
しかも、臓器保存がすぐに行われなかったせいで、毎年大量の提供臓器が廃棄されている。
たとえば2012年、米国では心臓2421個、肺1634個の移植が行われた一方で、ドナーから提供された心臓5723個、肺6510個が無駄になっている。

心臓の鼓動が止まった後、すみやかに臓器の摘出を行わなければ、移植に使えない。
そのため、移植臓器の大半は、すでに生命維持装置をつけている脳死状態のドナーから提供される。
生命維持装置を取り外した後、臓器は一般に、代謝と細胞死のスピードを遅らせるために氷の上に乗せた状態で保存される。
しかし、セスタン氏の研究は、いずれこうした時間の制約を緩和させる可能性を持っている。

「セスタン氏のチームが成し遂げたのは、臓器を回復させるまでの時間を稼ぐことです。これはドナープールの拡大という課題において重要な意味を持っています」
と、ジョンズ・ホプキンス大学再建移植プログラムの移植医ゲラルド・ブランダッハー氏は言う。
「移植医療においては、すべてが時間との闘いであり、時間は最も貴重なリソースなのです」

複数の臓器をいっぺんに回復させられるなら、自宅で亡くなって遺体をすぐに回収できない患者の臓器など、これまで廃棄されていたものも使えるようになる。
そうなれば臓器の供給は増えるだろうと、研究チームの一員である医師で神経科学者のデビッド・アンドリエビック氏は言う。

「体全体に血液が循環し、細胞が復活したのは大きな驚きでした。なぜなら、人は死ぬとすぐに生化学的な反応の連鎖が起こり、
これによって細胞の破壊が始まり、血流が遮断されるからです」とセスタン氏は言う。
「抗凝血剤を入れた血液を体内に流し込めばいいというものではありません。それだけではうまくいかないのです」

氏の研究はこの分野に大きな衝撃をもたらし、細胞と組織がいつ、どのように死ぬのかについてのわれわれの理解を一変させた。
それは、細胞や組織を生かしておく新たな手段の発見にもつながる。

「エール大学のグループは、死体の細胞が、死後少なくとも1時間は不可逆的な損傷を受けないことを証明しました」
と語るのは、米ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの集中治療医サム・パーニア氏だ。
「つまり、これまで死は終わりであるという考え方が当たり前とされてきましたが、今われわれは、人は死ぬことはあっても、生き返らせる治療法が存在しうることを理解したのです」

※続きはソースで



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1668329227/続きを読む

米ミネソタ大学、ヒトとブタのキメラに成功 ヒトの筋肉を持った豚が誕生

1: 和三盆 ★ 2021/03/31(水) 22:28:45.25 ID:YvR6nfdZ9

ヒトの筋肉を持ったブタが誕生しました。

3月29日に『Nature Biomedical Engineering』に掲載された論文によると、全身の骨格筋を人間のものに置き換えた「ヒトとブタのキメラ」の作成に成功したとのこと。

この技術が普及すれば、ヒトの骨格筋を無限に製造できるようになり、これまで困難であった骨格筋の移植が可能になるかもしれません。

全身に人間の骨格筋を持つヒトブタを作成することに成功!

現在、世界各地で心臓や肝臓といった臓器の移植が盛んに行われている一方で、骨格筋の移植は非常に困難とされています。

骨格筋は死と同時に急速に劣化が進むため、ほとんどの場合、移植に間に合わない事情があるのです。

そのため事故などで手足に大きな怪我をした人が筋肉を再建するには、自分の体の他の部位から筋肉を素早く移植するしかありませんでした。

しかし今回、ミネソタ大学の研究者たちにより、骨格筋移植に大きな希望の光がもたらされました。

新たに作成されたブタは、全身の骨格筋がヒトのものに置き換えられているため、いつでも新鮮な骨格筋を提供することができます。

さらに骨格筋は患者の幹細胞を元にしてブタの体内で育つために、移植による拒絶反応の心配もありません。

しかし、研究をはじめた2017年では、「ヒト幹細胞を動物の胚に混ぜて成長させることは、胎児の段階段階まで」と法律で制限されており、出産が禁じられていました。

この規則は、人間の脳や人間の顔を持つキメラ生命を作ることが生命倫理上、許されないと判断されたからです。

しかし、上の図が示すように、今回の研究で作られたキメラは明らかに「出産後」の状態にあります。

研究者たちはいったいどのように今回の実験を成功させたのでしょうか。

全文
https://nazology.net/archives/86074
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引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1617197325/続きを読む

「ブタ体内でヒト由来のすい臓作製」iPS研究を了承 国の専門家会議

1: みつを ★ 2019/12/24(火) 04:00:39.71 ID:5kyZTWeA9

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191223/k10012225361000.html


“ブタ体内でヒト由来のすい臓作製”研究 了承 国の専門家会議
2019年12月23日 13時12分

ヒトのiPS細胞を使って、ヒト由来のすい臓をブタの体内で作ることを目指す研究について、国の専門家会議が実施を了承しました。iPS細胞を使ってブタの体内で、移植用の臓器の作製を目指す研究が了承されたのは初めてです。

研究は、明治大学の長嶋比呂志教授らのグループが計画し、23日開かれた文部科学省の専門家会議で審議が行われました。

計画では、すい臓を作れないように遺伝子を操作したブタの受精卵にヒトのiPS細胞を数個から20個ほど注入します。

そして、受精卵をブタの子宮に戻すと、ブタの胎児の中にヒトの細胞を含むすい臓ができるとされ、およそ30日が経過した時点で、ヒトの細胞がどれほど含まれているか検証するとしています。

専門家会議では倫理的な問題が起きないよう、研究の進み具合を報告してもらいたいといった意見が出ましたが、審議の結果、実施が了承されました。

ヒトの細胞を入れた動物の受精卵を子宮に戻すことは禁止されていましたが、ことし3月に解禁され、東京大学のグループも国の了承を受け、iPS細胞を使ってネズミの体内ですい臓を作り出すことを目指す研究を進めています。

動物の体内で作られた臓器をヒトに移植することは禁止されていて、今回の計画はあくまで基礎的な研究ですが、ブタは臓器の大きさがヒトに近いとされ、将来、移植用の臓器をつくる技術につながるとして注目されています。

長嶋教授は「臓器を作るという目標に向け、初期の研究の入り口に立ったという段階だ。スピード感をもって研究を進めていきたい」と話しています。



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1577127639/続きを読む
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