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ボイジャー

ボイジャー1号が星間空間でプラズマ波を検出 打ち上げから40年を越えての偉業

1: すらいむ ★ 2021/05/12(水) 23:23:19.55 ID:CAP_USER

ボイジャー1号が星間空間でプラズマ波を検出 打ち上げから40年を越えての偉業

 NASAの宇宙探査機ボイジャー1号(Voyager 1)は1977年9月5日に打ち上げられ、地球から最も遠くに到達した人工物ですが、いまも機能しており、無限の彼方に向かって航行を続けています(ちなみにボイジャー2号はボイジャー1号の16日前1977年8月20日に打ち上げられています)。

 ボイジャー1号は苦労の末、太陽系の端を過ぎ、太陽系と星間空間の境界である「ヘリオポーズ」(heliopause)を経て、星間空間へと突入しました。

 2021年5月10日に「Nature Astronomy」誌で発表されたコーネル大学主導の研究によると、現在、その観測装置は星間ガス(プラズマ波)の「かすかで持続的な低音」を検出しています。

 140億マイル(約225億km)以上離れた場所から送信されてきたデータを調べた結果、星間ガスの放出が確認されました。
 コーネル大学の天文学博士課程の学生であるStella Koch Ocker氏は「それは狭い周波数帯域にあるので、非常にかすかで単調です」と語っています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

sorae 2021-05-12
https://sorae.info/astronomy/20210512-voyager1.html



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1620829399/続きを読む

太陽圏は球形ではなく彗星のような形か、ボイジャーの探査結果から

1: しじみ ★ 2020/06/16(火) 12:27:32.80 ID:CAP_USER

1977年に打ち上げられたNASAの無人探査機「ボイジャー1号」と「同2号」は、どちらも「太陽圏(Heliosphere:ヘリオスフィア)」を離脱して星間空間に到達したとみられています。この太陽圏の形が3年前に発表された研究において指摘されたような球形ではなく、以前から考えられてきたように彗星のような形をしていたとする研究成果が発表されています。
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■NASAの観測衛星IBEXによる11年分以上の観測データから分析

太陽圏は太陽風と星間物質が混ざり合う境界面である「ヘリオポーズ(Heliopause)」から内側の領域を指す言葉です。太陽風が星間物質と衝突して速度が落ち始める部分は「終端衝撃波面(Termination Shock、末端衝撃波面とも)」、ヘリオポーズと終端衝撃波面に挟まれた厚みのある部分は「ヘリオシース(Heliosheath)」と呼ばれています。太陽および地球をはじめとした太陽系の惑星は、太陽風が支える終端衝撃波面に包まれた泡のような空間に位置しています。
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太陽圏(Heliosphere)の模式図。青が終端衝撃波面(Termination Shock)、水色の縁がヘリオポーズ(Heliopause)、その間にある領域がヘリオシース(Heliosheath)。ヘリオテイル(Heliotail)はこの画像では左に向かって伸びているとみられる(Credit: NASA/JPL-Caltech)

David McComas氏(プリンストン大学)らの研究グループは、McComas氏が主任研究員を務めるNASAの太陽圏観測衛星「IBEX(Interstellar Boundary Explorer)」による観測データを分析した結果、太陽圏は彗星のような尾(Heliotail:ヘリオテイル)が長く伸びた構造であることが示されたとしています。

2008年10月に打ち上げられたIBEXは、太陽風と星間物質が衝突することで生じるエネルギー中性原子(ENA)の分布を調べることで、太陽圏の境界を描き出すことを目的の一つとしています。IBEXの運用期間は当初2年間とされていましたが、実際にはその予定を大きく越えて、第24太陽活動周期のほぼ全体をカバーするに至っています。

研究グループによると、2014年に観測された太陽風の圧力上昇にともなって生じたとみられる高エネルギーの中性原子が2016年からIBEXで検出されるようになったものの、その分布には偏りがあり、星間物質の流れの風上方向からは多く検出されたいっぽうで、風下方向からは検出されなかったといいます。

研究グループは、高エネルギー中性原子の分布に偏りが生じた理由として、太陽圏が星間物質の流れの風下側に向かって長く伸びていることで生じた時差の可能性に言及。太陽圏境界の風上側は太陽風の変化による影響がすぐに現れたものの、風下側は太陽から離れているため、太陽風の変化が及んだりエネルギー中性原子が飛来したりするまでに時間がかかるのではないかと考えています。

なお、太陽圏の形については、土星探査機「カッシーニ」、ボイジャー、IBEXによる観測データをもとに、球形に近い形状をしているのではないかとする研究成果が2017年に発表されています。もしも太陽圏が球形であればエネルギー中性原子の分布もあまり偏らないはずですが、その後のIBEXによる観測データは分布が偏っていることを示しており、以前から想定されてきた彗星のような形を示唆する結果となっています。
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https://sorae.info/astronomy/20200615-heliosphere.html


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