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ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡、最も遠い宇宙を撮影した赤外線画像

1: 香味焙煎 ★ 2022/07/12(火) 11:52:22.27 ID:3iw+XXO29

アメリカのバイデン大統領は11日、宇宙空間を飛行しながら天体観測を行う次世代の宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が、打ち上げ後初めて観測した、これまでで最も遠い宇宙を撮影したとされる精細な画像を公開しました。

「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、NASA=アメリカ航空宇宙局やESA=ヨーロッパ宇宙機関などが、共同で開発した次世代の宇宙望遠鏡で、去年12月に打ち上げられ地球から、およそ150万キロ離れた軌道で観測を行っています。

11日、バイデン大統領はホワイトハウスで行われた会見で、この望遠鏡が初めて観測した宇宙の画像を公開しました。

公開されたのは、数十億光年離れた銀河団を赤外線カメラで撮影した画像で、中には130億光年以上離れている天体も含まれています。

NASAは「これまでで最も遠く、精細な宇宙の赤外線画像だ」としています。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、20年以上の歳月と1兆円を超える費用がかかった巨大科学プロジェクトで、これまでの宇宙望遠鏡に比べ、より遠く、暗い天体が観測できるようになると期待されています。

宇宙の誕生から2億年後に輝き始めたとされる「ファーストスター」や、最初期の銀河を探し、その成り立ちを解明することなどが主な目的で、NASAは12日、これ以外にも初めての観測で得られた画像を公開する予定です。

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NHK NEWS WEB
2022年7月12日 11時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220712/k10013712871000.html



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1657594342/続きを読む

土星と木星が2020年12月21日に800年ぶりに最接近…まるで二重惑星のように一直線に、次は60年後

1: すらいむ ★ 2020/11/26(木) 13:00:12.32 ID:CAP_USER

2020年12月、木星と土星が800年ぶりに最接近…まるで「二重惑星」のように。次は60年後

 12月21日、夜空で木星と土星が接近する。
 これほど近づくのは800年ぶりのことだ。

 ​この2つの惑星は20年ごとに接近して「合」を迎える。​
 しかし、2020年はまるで「二重惑星」のようになりそうだ。

 ​土星と木星がこれほど接近するのは1226年以来のことになる。

 12月21日、​木星と土星が夜空で一直線に並ぶ。
 この2つの惑星は非常に接近し、接触しそうに見えるだろう。

 ​我々が地球からこれほどの接近を見たのは、ほぼ800年前の1226年3月4日のことだった。

 地球から見て2つの天体が一直線に並ぶ現象を「合(コンジャンクション:conjunction)」という。
 今回の例は太陽系の二大ガス巨星が関係しているので「グレート・コンジャンクション」として知られており、およそ20年に1度の頻度で起こる。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

BUSINESS INSIDER JAPAN 11/26(木) 8:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0cd786fa972854f00b1bc63fdb56084c6f2827



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1606363212/続きを読む

古事記・日本書紀に星や星座の名前が出てこないのはなぜか、アイヌやサンカには存在

1: 樽悶 ★ 2020/10/12(月) 22:36:06.03 ID:jyBx20sr9

■大和ことばに星の名前が無い理由とは

※省略

■古事記と日本書紀に星の名前が出てこないわけとは

星の名前が無い。国の公文書であった古事記・日本書紀においても星の名前は昴以外何も出てこない。

これは古代化からの文明を持つ民族・国語においては極めて奇異な現象なのである。これに関して、日本は湿気が多くて、星が見えにくいので人々は星をよく見ることができなかったので、星に名前を付けるという習慣がなかった、のだという説があるが、この説はかなり苦しい。

そもそも古代においては平均気温は現在よりも、2度近く低く寒かったのである。

古代の日本がほかのアジア諸国に比べて、一年中湿度が多いだとか、雲が多いなどということはない。私の子供のころだって、まだ空気は澄んで、ネオンも街灯も少ない日本の空には、多くの星々が輝いていた。

ではなぜ星に名前をつけなかったのか? 

星というものに実用性を求めるとしたなら、まず、航海にさいしての目印ということがあげられる。もちろん大陸の平原を移動する狩猟民や、時代は下るが遊牧民においても同じである。大事な目印なのだから、それぞれに名をつけ、星々を組み合わせて星座という物もつくっていことになった。

全ては、安全に集団が移動するための手段である。と、するならば、日本人というものは、少なくともこの列島に定住をしたいろいろな民族たちは、いったん腰を下ろしてしまったならば、あまり移動というものをしなかったのではないだろうか。

移動をしないですむということは、住居の確保と食料調達が比較的安全かつ潤沢であった証拠である。人類の特徴はその移動性の高さだというところから、ホモ・モーベンス(移動する人)という概念があるが、その意味においては、我々の先祖はホモ・モーベンスをやめてしまったらしい。

■星と航海と美意識

※省略

■アイヌの星座と漂泊の民サンカの星

ここまで、星と日本人の関連性についてのべてはきたが、我が国においても星に強い関心をもっていた人々が二つある。

一つは、今は北海道だけにその拠点を持つアイヌの人々であり、もう一つは我が国の中で特異な文化と伝統をもった、漂泊の民サンカの人々である。

アイヌの神話・伝承には多くの星が出てくる。

先に述べた昴に関しては、【七人の働き者の男と12人の怠け者の女】という話がある。七人の働き者の男とは、オリオン座のことであり、12人の怠け者の女とは昴・プレアデス星団のことである。

この話は星空を海に見立てて、船で漕ぎあがるものであり、アイヌの文化に航海と漁猟が欠かせなかったことを如実に物語っている。

一方、漂泊の民サンカは航海をしない、山の民である。ただ彼らは山間部を非常に長距離いどうする。以前放送されたBS朝日でのインタビューでは、秩父のサンカの女性たちが、川遊びをしようと今の世田谷区付近の多摩川まで行き来をしていたことが語られていた。

彼らが夜間の移動をするとしたら、やはりその目印は星であったのではないのか。

事実、明治以降全国民に苗字の使用が義務付けられたとき、サンカの多くが星という字を使った苗字を選んだ。これは現在でも同じで、星・赤星とか星野などという苗字は、ほぼすべてがサンカにルーツをもつ人たちのものである。

■星を観なかったから地動説を信じられた日本人

星を見ない、観ても特段には貴ばないとなれば、もちろん神聖視もしない。一部、天台宗や真言宗の密教では星を祭るが、これは一般民衆や、権力を持つ武士階級にはどうでもいいことであった。

そのことが、後年日本にとって幸運をもたらした。

近世になって、地球を中心とした観念であった天動説にたいして、科学主義の地動説が唱えられた。ヨーロッパではキリスト教の教義に反するとして、多くの天文学者が異端審問にかけられ拷問死や火あぶりに処せられたが、日本では、驚かれはしたものの、ああそうですかという感じで、すんなりと受けいられたのである。

この現実から遡って考えてみれば、我々日本人は人下の存在の上に覆いかぶさる、神秘的な権威というものにはなじまず、それが世俗的というより、もっと卑近な人間関係を中心とした、道徳と文化をはぐくみ、近代化というものに適応をしたのではなかろうか。(続きはソース)

2020/10/8
https://mnsatlas.com/?p=62865
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引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1602509766/続きを読む

宇宙から届く謎の電波信号、16日周期で反復

1: みつを ★ 2020/02/13(木) 01:02:31.07 ID:ekzSQx9l9

https://www.cnn.co.jp/fringe/35149278.html


宇宙から届く謎の電波信号、16日周期で反復と研究者
2020.02.12 Wed posted at 16:00 JST

(CNN) 5億光年離れた宇宙から地球に放射される高速電波バースト(FRB)について、研究者らがこのほど、約16日間の周期で繰り返し起きていることを突き止めた。単発で終わらず反復するFRBの存在はこれまでにも知られていたが、研究者が周期のパターンを明らかにしたのは初めて。

FRBは1000分の1秒単位の非常に短い時間で電波が銀河系外から放出される現象。今回研究者らがカナダにある電波望遠鏡「CHIME」を使って2018年9月16日から19年10月30日まであるFRBのパターンを観測したところ、16.35日の頻度で発生していることがわかった。

観測データによると、この発生源は4日の間1時間に1~2回電波を放射した後、12日間の沈黙を経て再び信号を発する。この16日間の動きに周期性が認められるという。

FRB 180916.J0158+65と呼ばれるこの信号は、同プロジェクトが昨年観測した反復するFRBの発生源8つのうちの1つ。

研究者らはこれらの発生源をたどることでFRBという現象のメカニズムを明らかにしたいとしているが、ここまでの観測では共通の発生源が確認されておらず、謎は深まるばかりだ。

反復するFRBで初めて観測された FRB 121102は、矮小(わいしょう)銀河の1つを発生源として特定したが、今回のFRB 180916は、天の川銀河に似た別の銀河の腕を発生源にしているとみられる。

研究者らは複数の論文の中でFRB発生のメカニズムについて、恒星による軌道運動や、中性子星とペアになるOB型恒星の相互作用に起因する可能性を示唆する。超新星爆発の後に残る中性子星は宇宙で最小の天体ながら、太陽よりも大きい質量を有する。一方のOB型星は高温かつ巨大な、寿命の短い恒星で、この星から発せられる恒星風がFRBの持つ周期性の要因とも考えられるという。



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1581523351/続きを読む

【わずか20億年の命】宇宙初期に誕生した銀河は短命?わずか20億年で成長を終えた銀河見つかる

1: みつを ★ 2020/01/22(水) 02:05:48.66 ID:SDFhqrkf9

https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-21-20.html?2


宇宙初期に誕生した銀河は短命?わずか20億年で成長を終えた銀河見つかる
待たれるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡


Munenori Taniguchi
8時間前 in Space
2020/01/21

一般に銀河の寿命は非常に長いと考えられており、われわれが属する天の川銀河でも最古の天体は100億年以上も前から存在すると言われています。しかし、最新の研究ではビッグバンによる宇宙の誕生から20億年にも満たない時点ですでに活発な星の形成が終わりを迎え、衰退を始めている銀河が発見されました。その銀河は地球から約120億光年の彼方にあります。つまり、いま地球で観測できるその銀河の明かりは約120億年前の状態を示しているわけですが、国立天文台および総合研究大学院大学の田中賢幸氏らの研究チームは、ハワイにあるすばる望遠鏡やケック望遠鏡を用いた観測で、すでに銀河内での星の誕生ペースが衰えているのを確認しました。

銀河がどのように生まれ、衰退していくかについてはまだ詳細がわかっていません。たとえば天の川銀河はいまもまだ新しい星を形成していることから"生きている"と言えますが、おとめ座銀河団の中心にある楕円銀河M87はすでに死んだ銀河とされ、中心には超大質量ブラックホールが存在します。

今回観測された銀河は、誕生から20億年ほどしか経ていないにも関わらず、その中心の質量は現在の宇宙にある巨大な銀河とほぼ変わらないレベルにまで成長しきっていることも判明したとのこと。

この発見は、最近の宇宙のコンピューター解析モデルから大きく外れてはいないものの、研究者がそれを調整し、より洗練されたモデルにすることを可能とするかもしれません。

天文学者たちは、打ち上げを控えているジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、今回のような銀河意外にもたくさんの遠い銀河の発見に役立つことを期待しています。そして、今回のような若くして衰退している銀河が例外的なものなのか、その時代としては普通のものなのかを判断したいと考えています。


https://o.aolcdn.com/images/dimse/5845cadfecd996e0372f/3e046b47bb964fa1a35d0c03eed9c9c42df39a8a/cmVzaXplPTIwMDAlMkMyMDAwJTJDc2hyaW5rJmltYWdlX3VyaT1odHRwcyUzQSUyRiUyRnMueWltZy5jb20lMkZvcyUyRmNyZWF0ci11cGxvYWRlZC1pbWFnZXMlMkYyMDIwLTAxJTJGMDhlNGM4NjAtM2MyMS0xMWVhLWI1MGItZTRhOTUwMjNjMWFhJmNsaWVudD1hMWFjYWMzZTFiMzI5MDkxN2Q5MiZzaWduYXR1cmU9NTk3ODkzNDZmOWUzYmJiMmRlMzA0ZTI0NTQ3MTAxZTk4ZDA2YjI1Nw==



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1579626348/続きを読む

「100個の星が突然消えた」ことが判明、地球外生命体の証拠となる可能性も

1: 首都圏の虎 ★ 2019/12/19(木) 01:30:34.69 ID:SB9D5u5O9

20世紀の古い天体観測データと21世紀の新しい天体観測データを比較する研究により、わずか数十年間で100個もの星が不可解に消失していることが判明しました。自然現象による消失や誤観測の可能性もあるものの、研究者は「地球外知的生命体による何らかの活動の痕跡」という可能性も排除していないそうです。

The Vanishing and Appearing Sources during a Century of Observations Project. I. USNO Objects Missing in Modern Sky Surveys and Follow-up Observations of a "Missing Star" - IOPscience
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-3881/ab570f

Weird ‘Vanishing Stars’ Could Potentially Be Aliens, Study Claims
https://gizmodo.com/weird-vanishing-stars-could-potentially-be-aliens-st-1840486666

北欧理論物理学研究所の天体物理学者であるBeatriz Villarroel氏とスペインのカナリア天体物理研究所の研究チームは、歴史的な観測データから地球の近くでいきなり消失または出現した星を探す、「Vanishing & Appearing Sources during a Century of Observations(VASCO)」というプロジェクトを進めています。

2017年に始まったVASCOの研究チームは、「星がブラックホールに直接吸い込まれでもしない限り、星がいきなり消滅する既知の物理的プロセスはありません。もしブラックホール以外の理由で星がいきなり消滅した場合、これは未知の天体現象や高度な技術を持った文明の兆候を探る試みにとって興味深いものとなります」と主張しています。

研究チームは20世紀に収集された天体観測データ、特にアメリカ海軍天文台によって観測されたデータと、2008年から観測が開始されたパンスターズ計画によるデータを比較分析しました。観測データに記録された6億個ものオブジェクトから、研究チームは「古い観測データには記録されているのに、最新の観測データには記録されていないオブジェクト」を15万1193個も発見したとのこと。

しかし、研究チームが新たに発見された「突然消失した天体らしきもの」をさらに詳しく分析したことで、これらのほとんどがレンズの汚れや視覚的錯誤によるものであることが判明しています。それでも、およそ100個のオブジェクトに関しては簡単に説明を付けることができなかったそうで、研究チームはこれらのオブジェクトを「red transients(赤い突発天体)」と名付けました。

100個のオブジェクトは色が非常に赤い傾向にあり、観測視野全体を典型的な天体よりも大きく横切って移動するという特徴がみられました。研究チームによると、小惑星、高速で移動する星、または単に視界から消えた星という可能性は、すでに除外されているとのこと。

一般的に、光を発する大質量の恒星は最終的に白色矮星となって燃え尽きるか、超新星爆発を起こすかで消滅します。しかし、今回発見された100個の消失したオブジェクトは、記事作成時点でこれらの自然現象によって消失した痕跡が確認されていない模様。また、非常に低い可能性として、「天体がブラックホールに吸い込まれた」という説もありますが、VASCOの調査中にブラックホールに吸い込まれる星に遭遇する確率は無視できるほどに低いそうです

興味深いことに、研究チームは新たにAstronomical Journalに掲載したVASCOプロジェクトの現状報告の中で、「消失したオブジェクトが地球外知的生命体によるものである可能性」についても論じています。赤いオブジェクトの原因として、星間通信に使用される強力なレーザー光、あるいは恒星からエネルギーを取り出す「ダイソン球」の熱廃棄物という可能性を研究チームは考慮していますが、むやみに地球外知的生命体の可能性を高めることは控えるべきだとも指摘。

「今回発見された『いきなり消失したオブジェクト』が、いずれも地球外知的生命体の直接的な兆候を示していないことは明らかです。私たちは、これがやや極端であるものの天体物理学的な理由によるものだと信じています」と、論文の共著者であるカナリア天体物理学研究所のMartin Lopez Corredoira氏は述べました。

2019年12月18日 11時36分 gigazine
https://gigazine.net/news/20191218-weird-vanishing-stars-potentially-aliens/

★1 2019/12/18(水) 15:28:17
前スレ
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1576650497/



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1576686634/続きを読む

【重力レンズ】200億光年先の銀河が重力レンズで4重に見える「アインシュタインの十字架」が発見される

1: しじみ ★ 2019/03/27(水) 03:08:36.13 ID:CAP_USER

銀河の重力によって光がねじ曲げられ、同じ天体が複数に分裂して見える現象「重力レンズ」の新たな実例が発見されました。重力レンズが発生した際の見え方にはさまざまなパターンがありますが、今回発見されたものは上下左右の4つに分かれているパターンで「アインシュタインの十字架」と呼ばれるものです。
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A New Einstein Cross Gravitational Lens of a Lyman-break Galaxy - IOPscience
https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ab0aeb/meta

A new Einstein cross is discovered
https://phys.org/news/2019-03-einstein.html

一般相対性理論では、時空は重い物体から発生する重力によってゆがみ、そのゆがんだ時空に沿って光が曲がって進むと述べられています。従って、観測者と観測対象との間に別の天体があった場合には中央の天体が凸レンズの役割を果たし、見かけ上では観測対象が分裂して見えることとなります。これが「重力レンズ効果」です。下の画像では実際に光が通った経路が白い矢印で示されており、見かけ上の経路がオレンジの矢印で示されています。
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重力レンズ効果によって天体が分裂して見える場合、その分裂した天体同士の距離は非常に小さくなっているため、重力レンズ効果が起きていることを見つけるのは困難です。さらに、一見重力レンズ効果が発生しているような天体を発見したとしても、それが本当に同一の天体から発せられた光なのかを確かめる必要があります。

イタリアの科学者チームはハッブル宇宙望遠鏡の高解像度画像で発見された4つの光のうち、3つの光をスペクトルに分解することに成功し、イオン化された水素による輝線が同じ波長で表れている事を確認しました。同じ波長に同じ輝線があることは光が同じ物体から来ていることを示しており、このことから重力レンズ効果が働いていることが分かります。
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重力レンズによって天体の像が分裂して十字架に見える「アインシュタインの十字架」は、これまでたった1例しか報告されていませんでした。今回で2例目となる新しい「アインシュタインの十字架」は、銀河座標に従って「J2211-0350」と命名されました。また、重力レンズの役割を果たす天体はおよそ70億光年先にある楕円銀河で、光源は少なくとも200億光年離れた別の銀河だったことが判明。論文著者のDaniela Bettoni氏によると、重力レンズ効果の光源となる天体はクエーサーである場合がほとんどであり、銀河が光源となることは非常に珍しいそうです。

重力レンズ効果が働いている天体が発見されると、元は同じ光だったものが微妙に異なるものとなって表れるため、その違いを分析することで光がたどった経路にどのような物質があったのかを知ることができます。また、通常のガラスのレンズのように光を一点に集めるのでより弱い光を観測できるなど天文学の進歩が期待されます。

https://gigazine.net/news/20190326-new-einstein-cross/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1553623716/
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