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海底

海底を800m掘った先で、生物を発見 地中の微生物群

1: ごまカンパチ ★ 2020/03/31(火) 23:19:47.19 ID:vo2NzwWt9

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00000001-giz-sctch
 マダガスカルの南東数百マイル先の海面は、アホウドリや漁船が長い静寂を破るくらいで、多くの生物を目にすることはない場所です。
しかしその海底には、海洋下部地殻が露出している海嶺が広がっています。
アトランティス海台と呼ばれている同地点を掘削したところ、海底の下の地殻に微生物群が生息していることがわかりました。

■海底を809m掘り進んだところに生物がいた
調査船JOIDES・リゾリューションの科学者たちは、国際深海科学掘削計画(IODP)の Expedition 360の一環として、このユニークな地点を探査しました。
彼らは海底の下を809mも掘り進んで、地中の奥深くで生き長らえる生物の種類に関する新たな知見を明らかにしたのです。
この研究の責任著者でウッズホール海洋研究所の準研究員であるVirginia Edgcomb氏いわく、「奥深くには群集がありました」とのこと。
ゆっくりと育っていて生物量は低いものの、確かにそこに存在しています。
「これは、地球上の居住可能な生物圏への視点を広げ、下部地殻で生命が生存できると示しているからおもしろいのです」

■慎重に地殻を掘削
過去の研究ですでに上部地殻には微生物が生息していると分かっていますが、下部地殻にはびこる生命についての情報は多くありませんでした。
しかし、アトランティス海台は地殻構造の活動によって下部地殻の大きな塊がむき出しになった海面下700mほどの地点なので、
下部地殻に関するおもしろい知見がもたらされたというわけです。
この探査の科学者らは地殻を掘削して、10mずつ引き上げた地質試料を調査船と戻ってからのラボとの両方で分析しました。
ここは、掘削機が地球のマントルに最も接近した地点になります。

研究者らは試料に混じり物が入らないよう気をつける必要がありました。
そのため彼らは掘削流体の中に化学トレーサーを加え、明らかに汚染されたコアの外側は剥がすことに。
もし何らかのトレーサーが試料内に残っていれば、破棄することができるようにするためです。
試料はさらに、室内に外部の汚染物質があったとしたら生物がはびこって育ったであろう栄養豊富なペトリ皿が備わっている無菌環境でも分析されました。

■少ないながらも活発な微生物の痕跡を発見
同チームは先日、その成果をNatureに発表しました。
地質試料への多くの実験で、DNAとRNA、脂質バイオマーカーなど生命を支える物質を分析。
地質試料からは深海の噴出孔に生息する微生物や屍を食す菌類の仲間を含む、希薄な人口ではあるものの存在している活発な微生物の痕跡が示されました。
そういった生物は自給自足しているわけではなく、染み込んだ海水から地殻の深い裂け目にどういうわけ浸透した炭素分子で生き延びていたのです。

この研究には携わっていないものの、論文の精査したデラウェア大学のJennifer Biddle准教授は、地球の奥深くマントルにかなり近いこの立地でさえも
生命が存在できるとは興味深いと思ったそう。
彼女はこの微生物群の実在を示すあらゆるテストのおかげで、この地殻の奥深くの生命が本当に存在すると確信できたとか。

「微生物はどこにでもいると示しています」と語っています。
「岩の中に生物がいると思わないでしょう。しかし、生命が続くには十分なほどの活動が見られる小さなヒビがあるのです。
考えてみるとすばらしいことですよね。地球上にある隙間すべてに、数多の生命があるわけですから」

これらの研究成果は、似たような生命が他の惑星にいると願っている人々にはほろ苦いものかもしれません。
今回の微生物は確かに過酷な環境を生きていますが、外部からの養分なしに生き抜く孤立した個体になるのではなく、
彼らを生かし続ける食料を提供する地球の養分循環に今でも加わっているからです。

ここ地球では「生命は自ら道を見つける」という『ジュラシック・パーク』のセリフが、この研究では曲がりなりにも支持された形となったのでした。



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1585664387/続きを読む

【環境】1万メートル超の深海にもプラスチックごみ、記録達成の潜水で発見

1: しじみ ★ 2019/05/14(火) 12:32:37.15 ID:CAP_USER

(CNN) 米国の海底探検家が13日、有人潜水艇を使って太平洋南端のマリアナ海溝にあるチャレンジャー海淵(かいえん)の潜水に挑み、単独潜水の新記録を達成したと発表した。

チャレンジャー海淵の深さは世界最高の1万927メートル。この海底にもプラスチックごみが沈んでいた。

記録を達成したのは資産家のビクター・ベスコボ氏(53)。潜水艇で複数回にわたってチャレンジャー海淵に潜り、5月1日に1万927メートルの海底に到達した。それまでの深海潜水は、映画監督のジェームズ・キャメロン氏が2012年に打ち立てた記録が最高だった。

ベスコボ氏はこの潜水で、生命の起源を探る手がかりとなり得る新種4種を発見した。さらに、海底でポリ袋1枚と、キャンディーの包みを何枚か見かけたと伝えている。

マリアナ海溝の深さは、世界最高峰エベレストの標高を上回る。

チャレンジャー海淵には、エビのような姿をした巨大な端脚類や、海底にすむナマコなどが生息していた。探査チームはこうした生物について、体内のプラスチックの量を調べる検査を行う意向。

チャレンジャー海淵の潜水は、米ディスカバリーチャンネルの番組撮影の一環として実施された。同番組ではマリアナ海溝など世界の5大深海の探査を行っており、次回は8月に、まだ未踏の北極海のモロイ・ディープに挑む。

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https://www.cnn.co.jp/fringe/35136886.html


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