1: 一般国民 ★ 2019/08/03(土) 06:57:24.58 ID:CAP_USER

世界最高レベルでバイオガス発電 エビの養殖池から出る汚泥を利用
https://mainichi.jp/articles/20190802/k00/00m/020/176000c
2019/8/2 18時22分(最終更新 8月2日 18時22分)
毎日新聞

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(写真)発電効率62・5%を達成したベトナムのバイオガス発電施設(右側がメタン発酵槽)=九州大水素エネルギー国際研究センターの白鳥祐介准教授提供
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 エビの養殖池から出る汚泥などを原料にしたバイオガス発電で、世界最高レベルの発電効率を達成したと九州大などの研究チームが2日、発表した。実証研究施設はベトナム南部ベンチェにあり、メコンデルタで廃棄される稲わらやココナツのしぼりかすも使い、再利用を目指している。

 研究は、九大水素エネルギー国際研究センターの白鳥祐介准教授(電気化学)をリーダーにベトナム国家大ホーチミン市校などが参加。日本企業4社と連携し、昨年1月にメタン発酵槽と発電施設(出力1キロワット)の稼働実験を始めた。今年7月9、10日に発電効率62・5%を達成した。

 バイオガスをセラミック型の燃料電池に通し、イオン反応で電気を起こす仕組みで、ガスを燃焼させるエンジン発電機よりも2~3倍の効率となった。発電する電気は直流で、エビ養殖池で水に酸素を送る機材の電源などに利用している。

 経済成長が進むベトナムでは電力が不足しており、エビの養殖池は汚泥がたまるため寿命が5年と短く、次々に池がつくられて森林破壊の原因になっている。白鳥准教授は「5年かけ研究者約60人が取り組んだ成果。今後はコストを低減し、集落ごとに使える10キロワット程度の施設を開発し普及を目指す」と話している。【馬原浩】

毎日新聞
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引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1564783044/
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