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生分解性

コンブやワカメをバイオプラスチックに 岩手大が開発に注力 民間企業と共同研究も

1: たんぽぽ ★ 2020/01/04(土) 14:42:20.34 ID:CAP_USER

コンブやワカメをバイオプラスチックに 岩手大が開発に注力 民間企業と共同研究も

 岩手大農学部の山田美和准教授(38)=応用微生物学=の研究室が、三陸産のコンブやワカメを原料とするバイオプラスチックの開発研究に力を入れている。石油由来のプラスチックによる環境汚染が深刻化する中、民間企業と共同で実用化を目指す。

 研究室は約5年前にバイオプラスチックを合成する微生物の研究に着手した。コンブ、ワカメなど褐藻類に多く含まれる糖質を源としてバイオプラスチックを合成する細菌2種を発見。このうち大船渡湾で採取した細菌を使った技術で、昨年8月に特許も出願した。

 分解されない石油系プラスチックは、環境や生態系への影響が懸念される。このため国内外の素材メーカーが、最終的に水と二酸化炭素になって自然に返るバイオプラスチックの開発競争を繰り広げている。

 日本バイオプラスチック協会(東京)によると、国内のバイオプラスチック推計出荷量は分解されない素材も含めて年間3万9500トン。全プラスチック出荷量(1100万トン)の0.4%にすぎない。

 現状のバイオプラスチック製造は原料の多くを海外のパーム油などに依存しているが、コンブやワカメなら三陸が国内有数の産地となっている。収穫後、大量に廃棄される部位も利用できる利点があるという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000014-khks-soci
1/4(土) 12:40配信 河北新報



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1578116540/続きを読む

日本企業の底力 世界の海を救うかもしれない、世界初の2つの技術「生分解性プラスチック」、「木のストロー」

1: チンしたモヤシ ★ 2019/10/07(月) 06:09:08.49 ID:7jJ0+m/P9

日本企業の底力 世界の海を救うかもしれない、世界初の2つの技術
財経新聞 2019年10月6日 19:52
https://www.zaikei.co.jp/article/20191006/534096.html

地球環境保全は今や、世界規模で対策が急がれている重要な課題であるとともに、技術力のある企業にとっては、新たなビジネスを創出する大きな機会でもある
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 地球環境保全は今や、世界規模で対策が急がれている重要な課題であるとともに、技術力のある企業にとっては、新たなビジネスを創出する大きな機会でもある。

 環境省が2月に公表した「平成30年12月環境経済観測調査(環境短観)」によると、
景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を差し引いた値、いわゆる業況判断指数・DI は24。
一方、日本銀行がほぼ同時期に調査した「全国企業短期経済観測調査(短観)」では、全規模合計・全産業の業況判断DIは16であることから、
全産業の状況と比べて環境ビジネスはすこぶる好調と考えられるだろう。

 ひとくちに環境ビジネスといっても、その内容は様々だ。代表的なものでは、
CO2の排出が少ない電気自動車や、太陽光発電や蓄電池などを利用した再生可能エネルギー分野が思い浮かぶ。
そして世界中で最も関心が高く、求められているのが、海洋プラスチック問題を解決する方法だ。

 今、世界の海には恐ろしい量のプラスチックが漂っている。その事実が注目されるきっかけとなったのは、
2016年にスイスで開催された世界経済フォーラムの年次総会であるダボス会議だ。
その席上で、2050年の海では、すべての魚類の重量よりも海中を漂うプラスチックの重量の方が上回ってしまうという衝撃的なデータが発表されたのだ。

 プラスチックごみが適切に処理されずに海へと流出し、それが波に打たれたり、紫外線を浴びて劣化し、「マイクロプラスチック」と呼ばれる直径5ミリ以下の微粒子になる。
これが魚などの体内に取り込まれ、最終的に私たちの食卓に並ぶとどうなるかは言わずもがなだ。
しかも、このマイクロプラスチックには有害物質を吸着しやすい性質があるとも言われている。
このまま汚染が進めば、生態系や私たちの健康に被害が及ぶのは避けられないだろう。

 しかし、一度海に流出してしまうと、それを回収するのは至難の業。そこで、これからの対策として重要視されているのが「脱プラスチック」だ。
プラスチックの代替品などを利用することで、プラスチックごみの排出量そのものを激減させようという考え方だ。

 今年6月に開催されたG20 大阪サミットや関係閣僚会合でも、この問題は大きく取り上げられ、解決策が話し合われたとともに、
会場に併設された企業ブースなどでは、海洋プラスチック問題解決に役立つ日本の技術が紹介されて話題を呼んだ。
その中でも抜群の存在感を示したのが、木造注文住宅メーカーのアキュラホームが独自に開発した「木のストロー」と、
化学メーカーのカネカ〈4118〉による植物由来の原料から作られた「生分解性プラスチック」だ。

 アキュラホームの「木のストロー」は、木造住宅建築に用いるカンナ削りの技法を応用して作られ、世界で初めて量産に成功したものだ。
G20のプレスセンターなどで配られると、プラスチック問題解決はもとより、日本独特の繊細な技術と美しさに感嘆の声が上がっていた。
あまりの人気ぶりに、政府もその後、内閣府政府広報室が政府関係者や国際機関、海外投資家などに向けて発行している冊子
「We Are Tomodachi」の中でも大々的に紹介するなど力を入れている。

 また、カネカが開発に20年近くの年月をかけた生分解性プラスチック「PHBH」も、こちらもやはり世界初。
G20の会場で実際にごみ袋として使用されたり、「G20イノベーション展」ではネームプレートにも活用されている。
カネカのPHBHが優れているのは、自然の土壌はもちろん、海水中でも生分解される点だ。
これまでにも、ポリ乳酸などの生分解性プラスチックは存在したが、処理施設内の50~60℃という高温環境でなければ生分解されなかった。
しかも、従来の石油由来のプラスチックと遜色のない質感と、幅広い用途への加工が可能。世界中でこの技術が活用される日もそう遠くないだろう。

 メイドインジャパンは何も、自動車や電化製品だけのものではない。
日本企業の高度な技術力と創意工夫こそが、日本的ビジネスの真骨頂だ。そ
こから生み出されたものが、世界の海を救うかもしれない。(編集担当:藤原伊織)



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1570396148/
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サボテンの葉から安全な生分解性プラスチックを作る方法が発見される

1: ニライカナイφ ★ 2019/06/26(水) 04:20:20.14 ID:lq/k14Ke9

◆ サボテンの葉から安全な生分解性プラスチックを作る方法が発見される(メキシコ研究)

時代が変われば暮らしを取り巻く環境も変わる。
一時期は利便性の高さからもてはやされていたプラスチック製品だが、現在では世界的な排除の方向で進んでいる。
プラスチックゴミによる環境汚染が急進していることがわかったからだ。

プラスチックに代わる代替品が模索されている中、メキシコでは、国の固有種であるサボテンの葉から抽出された汁を使って生分解性プラスチックを作る方法が生み出された。
このサボテンプラスチック、口に入れても無害で、もちろん環境にも優しい。
現時点ではまだ基本過程が紹介されただけだが、コスト面で折り合いがつけば、幅広い普及が見込めるという。

■ サボテンの汁をつかった生分解性プラスチック

最近主流のキーワードは「生分解性プラスチック」である。
これは、自然界において微生物が関与して環境に悪影響を与えない低分子化合物に分解されるプラスチックのことを意味する。

メキシコのアテマハックのバレー大学で化学工学部に在籍するサンドラ・パスコー・オーティス教授は、メキシコの固有種であり、国民の食生活においても主食となる「ノバル」と呼ばれるウチワサボテンの汁を使って、生分解性プラスチックの基となる製品を生み出した。
オーティス教授は、食用サボテンをベースにしたこの製品が、従来のプラスチック製のフォークやスプーン、使い捨てのビニール袋の代替品となり、メキシコだけでなく世界中の固形廃棄物の軽減に役立つことを願っている。

このサボテンの汁で作られた生分解性プラスチックは、土の中で分解するのに約一か月、水中だとわずか数日だという。
そして動物や人間が口に入れても、全く無害だ。
つまりは、この製品が海へ流れ海洋生物が口にしたとしても、問題にはならないのだ。

■ サボテンプラスチックの作り方

プロセスとしては6つ。

1. サボテンの葉を切る
2. サボテンの皮を剥く
3. ミキサーにかけてジュースを作る
4. ジュースを冷蔵庫で冷やす
5. ジュースに無害の薬品を加える
6. 薄板状にして乾かす

オーティス教授によると、ごく基本の材料を使ってのこのプロセスは、現段階ではおよそ10日間かかるとのことだ。
近い将来、更にスムーズに製品化できるようになるだろうと話している。

メキシコには、およそ300種のノパルが存在するという。
汁を使って、ある程度のサイズの薄板状にするには3枚のノパルを必要とするそうだ。
今後の需要のためにも、葉を切り取ったサボテンが、再び葉をつけるようにするよう生かしておかなければならない。

サボテンの汁から作ったこの新たなプラスチックは、異なる色や形、厚さを作ることも可能だ。
スムーズで柔軟性のあるものから硬いものまで、様々な用途にあわせて製品化することが可能になれば、資源のリニューアルという大きな変化を生むことになる。

問題は費用対効果だ。
今までの使用されていたプラスチックはコストが安い。
どこまでコストを下げることができるかが今後普及するかどうかのポイントとなるだろう。

海外メディアを見ていると、毎日プラスチックゴミなどの環境についての記事が多数投稿されている。
日本にいると、あまり実感はもてないかもしれないが、とりあえず今、世界では「プラスチックごみ」問題が熱いテーマとなっていることだけは押さえておこう。
そしてもう一つのテーマが「生分解性」だ。

※記事を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい。

カラパイア 2019年06月25日
http://karapaia.com/archives/52275776.html
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引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1561490420/
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「土に返る電池」生物由来の材料でNTTが開発

1: しじみ ★ 2018/02/22(木) 05:10:59.76 ID:CAP_USER

 NTTは19日、生物由来の材料や肥料の成分でできた環境にやさしい電池を開発したと発表した。
あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の時代に大量のセンサーが使われることを想定。
付属する電池の回収が困難な場合でも土に返って自然環境に負荷をかけないという。
容量は市販の電池の10分の1程度で、今後改良を重ねて商品化を目指す。

 開発したのは「ツチニカエルでんち」。
通常の電池は亜鉛合金などの物質を含むが、生物由来の材料や肥料成分を使って同様の仕組みを実現した。
土壌に混ぜて野菜の発育を調べたところ、生育に悪影響を与えないことが確認できた。

 IoTの時代になると様々なものにセンサーが取り付けられる。
ただ、センサー自体や作動させるための電池をどう回収するかについては議論が進んでいなかった。

 研究の成果は、22~23日に開く「NTT R&Dフォーラム2018」で公表する。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27082090Z10C18A2X13000/



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