1: かわる ★ 2020/07/29(水) 15:58:09.42 ID:gl+SeZFG9

 フィンランドの首都ヘルシンキは、観光客にも人気の都市であり、週末になると多くの人でにぎわう。にもかかわらず、土日は多くの店が時短営業、または閉店する。

 現地に長く住む人に尋ねたところ、土日祝日に働くスタッフには、かなり割増で給料を支払わなければならない事情があり、支出以上の売り上げが立たない店は休まざるを得ないのだという。これもまた、働きすぎないための政府の方針なのだろう。

 フィンランドで生まれ、弁護士としての職務経験を経て、28歳のときに共同創業者2人と一緒に、北欧コーヒーを販売するスタートアップ「SLURP」を立ち上げたマヌエル氏。日本の焙煎家は世界的にもレベルが高いということから、日本向けにもコーヒーのサブスクリプションサービスを提供しており、日本人社員も在籍する。

 同社では、熱量高く仕事に取り組む一方で、フィンランドに根付く休暇文化も大切にしているとのこと。

 「フィンランドの年間休暇日数は、世界でもっとも長い6週間です。週休2日の休日と祝日以外にこの6週間の休暇が保証されています。仕事内容や個人のポリシーによってフルに休まない人もいますが、当社では極力6週間休めるように配慮しています」(マヌエル氏)

 多くのフィンランド人は、そのうち3?4週間を夏休みに当てるという。では、1カ月もの休暇の間、彼らはどのように過ごしているのだろうか。

 「夏休みは所有している国内のサマーコテージに滞在して、大自然の中でリラックスして過ごしたり、アクティブに海外旅行に行ったりする人が多いですね。サマーコテージは湖の隣にあるのが一般的で、サウナに入ったあと湖に飛び込み、その後はコーヒーやお酒を飲みながら、ゆったりと流れる時間を楽しみます」

 「フィンランドでは『休暇は完全なフリータイムであるべき』という考え方が浸透しているため、休暇中は一切仕事をしません。普段は没頭して働くからこそ、思いきった休みが必要なんです。実際に長期休みを取ったあとは、全身にエネルギーがみなぎるような感覚があります」(マヌエル氏)

 長期休暇中は仕事を忘れるために、環境や過ごし方をガラッと切り替える。それがフィンランド人が考える休暇の哲学のようだ。

仕事中のコーヒー休憩は「単なる息抜き」ではない

 「一般的な企業では、午前中に1回、ランチ後に1回、午後に1回ほどのペースでコーヒー休憩を取ります。ランチ後のコーヒー休憩は、昼寝を意味するナップとカプチーノを組み合わせて『ナプチーノ』と呼ばれることも。ランチの後にコーヒーを飲んで昼寝をすると、15分後ぐらいにカフェインが効いてきてスッキリ目覚められるんです。当社でもコーヒー休憩+昼寝の制度を取り入れています」(マヌエル氏)

 1時間に1回のコーヒー休憩を取ることも日常茶飯事だとか。「誰からともなく『コーヒー飲まない?』という声かけがあり、みなでソファに座って15分ほど雑談しながら休憩をします。当社の場合は、仕事の延長線上としてみんなで新しいロースタリーのコーヒーの感想を言い合ったりもしますが、頭を使って集中する作業から開放されて、良いメリハリになっていますね」

 社員が仕事に没頭しているときでも、自ら声をかけ休憩を促すというマヌエル氏。また、コロナ禍でリモートワークをすることも多いが、そんなときはオンラインで一緒にコーヒー休憩を取ったり、外に出て散歩をしたり、気分を切り替えるタイミングを大事にするそうだ。

 「効率的に仕事をしたいと考えるなら、良いツールを使うことと同じくらい、自分の体や脳を休ませることも必要です。十分なエナジーがなければ、良いツールをうまく使いこなせないからです」

 国民1人当たりのコーヒー消費量が世界でもっとも多く、生活のなかにコーヒーが浸透しているフィンランド。ここではコーヒー休憩は単なる息抜きではなく、仕事を効率的に進めるために必要不可欠な文化なのだ。

「クライアントや上司との約束は守るべき」という価値観が浸透している日本では、期限に間に合わせるために残業をすることが多い。だが、ここフィンランドでは「勤務時間内に間に合わないなら、期限を再設定すべき」と考える。この点は両国の大きな違いと言えるかもしれない。

 フィンランドのような休暇文化が浸透していない日本で、すぐに同じような働き方を実践できるかと言えば、そうではないだろう。けれども、より効率的に、より活力的に働くために「大胆な休暇は不可欠なもの」だと、多くの日本人は知る必要がありそうだ。

全文はhttps://news.yahoo.co.jp/articles/931a1322d0d7501ac1fd370078326459575afff7?page=3



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1596005889/続きを読む