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錯覚が起きているのは脳ではなく、目の「網膜」という新説

1: しじみ ★ 2020/06/24(水) 17:29:48.10 ID:CAP_USER

→明るさにかかわる錯覚の原理は100年以上研究されている
→脳が錯覚に介在している場合、ありえない錯覚のパターンが見つけ出され、脳の錯覚への介在が疑われる
→実験の結果、明るさの錯覚は脳でなく網膜の単純な神経回路で起きていた

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上の図は明るさを用いた錯覚を引き起こす典型的なものです。

影の部分にある「B」が描かれたマスは、明るい部分にある「A」と描かれたマスはより明るくみえます。
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「A」マスの右下の濃い色のマスが上下で色合いが変化しているのが錯覚のキーになっている。「A」マスの右下のマスを取り除くと、一気に同じ色にみえてくる/Credit:EdwardH.Adelson(文字はナゾロジー編集部記入)
ですが、周りのマスをはぎ取っていくと、実際は同じ明るさにあることがわかります。

脳を研究する研究者たちは、この錯覚(明るさ、輝度コントラスト)の背後にあるメカニズムを、100年以上にわたって解明しようと努めてきました。

しかし、ヒトの認識にかかわる部分は容易に解明できませんでした。

研究者たちはただ漠然と、「脳の調節機能にかかわる高度な働きが関与しているのだろう…」と、考えるしかなかったそうです。

ですが新たなMIT(マサチューセッツ工科大学)主導の研究によって、輝度コントラストの錯覚の発生地点は脳ではなく、網膜であることが証明されました。

錯覚は私たちの脳に辿り着く前の段階で、既に起きており、脳は後から認識するに過ぎないというのです。

MITの研究者たちは、認識問題の霧をどうやって切り抜けたのでしょうか?

■常に影のほうのドットが明るくみえる訳ではない

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画像をみると、まず脳は画像の各位置の明るさを特定します。

しかしながら、この特定は画像から発せられる光量に比例するとは限りません。

私たちの知覚は、特定の場所の色の濃さを、その場所を照らしている光の量とかけあわせて認識するからです。

そのため、上の図のように、影の場所にある明るいドット(右上と左下)に認識力を多く注いだ場合、明るい場所にある暗いドット(左上と右下)よりも、明るくみえる錯覚を起こします(実際には左右のドットは同じ色)。

反対に、明るい場所にある暗いドット(左上と右下)に認識力を多く注いだ場合、影の場所にある明るいドット(右上と左下)がより明るくみえてしまいます。

問題は「そのかけあわせが何処で行われているか?」になります。

錯覚の研究が盛んにおこなわれるようになった19世紀から現在に至るまで、このかけあわせは脳で行われると考えられてきました。

脳の明るさの調節を行う高度な働きが、錯覚をうみだしたと考えていたからです。

しかし、この説には不可解な点がありました。
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なぜなら、上の図のような「影の方のドットが暗くみえる」逆パターンが存在したからです。

「だからどうした?」

と、思われるかもしれませんがMITの研究者たちは、これは重要かつ決定的な事実だと考えました。

というのも「影の方のドットが明るくみえる」ように脳が介入をかけているなら、本来、逆は起こらないはずです。

しかし、逆がある。

すなわち、明るさの判断には脳の介在そのものが無い可能性が出てきたのです。

続きはソースで

https://nazology.net/archives/63082



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1592987388/続きを読む

眼球模倣の「サイボーグ・アイ」を香港科技大学が開発 光で発電、人の眼より高解像度化も可能

1: チミル ★ 2020/05/22(金) 00:16:26.25 ID:BKCLDUxt9

香港科技大学の研究者が、人間の目の構造を模倣した球状の人工視覚センサーを開発しました。

このセンサーは光を集中させるためのレンズと、半球状の網膜の役目を果たす部分で構成されます。また球体部は直径2cmほどの大きさで人間の眼とほぼ同じ。そしてその内部は導電性の液体で満たされます。半球状の網膜にあたる部分は光で発電するペロブスカイトナノワイヤーの高密度アレイから作られ、活性化されると人間の神経細胞と同様に電気信号を発生します。

この視覚センサーはただ人間の眼を模した構造になっているだけではなく、実際に可視光の入力に関して人間の眼に近い応答性と優れた回復性を示します。

視野角については人間が130~150度ほどとされるのに対して約100度と狭いものの、まだ改良の余地があり、将来的には解決される問題だとされます。とはいえ、他の人工視覚はイメージセンサーが平面状のものが多いため、さらに視野角が狭いと研究者は指摘しています。


※引用ここまで。全文は下記よりお願いいたします。
https://japanese.engadget.com/jp-2020-05-21-cyborg-eye.html?1



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1590074186/続きを読む

暗視ゴーグル不要に?ナノ粒子を用い裸眼で暗視できる技術を中国が開発

1: しじみ ★ 2019/03/11(月) 15:52:15.64 ID:CAP_USER

中国の研究チームは、赤外光を可視光に変換するナノ粒子をマウスの目の中に注入することで、裸眼で暗視ができるようにした。

目に注入されたナノ粒子は、光を電気信号に変換する網膜細胞に付着し、マウスの目には見えない赤外光を、目に見える緑色光に変換する。

マウスをしゃべらせる技術はまだ開発されていないので、ナノ粒子が目論見通りに機能したかどうかを確認するために、研究チームはマウスの目を赤外光で照らした。ナノ粒子を注入したマウスの瞳孔は縮小したが、対照群のマウスの瞳孔は縮小しなかった。別の実験では、マウスに2つの部屋を行き来させた。一方は暗い部屋で、もう一方は赤外光で照らされた部屋だ。すると、ナノ粒子を注入されたマウスの方が、暗い部屋で過ごす時間が長かった(ナノ粒子を注射されたマウスにとっては赤外光の部屋が明るすぎたことを示している)。

セル(Cell)誌に掲載された研究報告によると、赤外光が見えるようになる効果は、長期的な障害を引き起こすことなく、10週間続いたという(ただし、一部のマウスには最大2週間にわたって角膜混濁が見られた)。

同研究を実施した中国科学技術大学の研究チームは、この技術が人間でも使えると考えている。たとえば赤色色盲の治療に使える可能性がある。同チームは、この成果が民間目的と軍事目的の両方の応用につながると考えて、特許を申請している。しかし、暗視ゴーグルがすでにあるのに、見え方を変えてまで目へのナノ粒子注入を志願する人がいるかどうかは、まだ分からない。

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https://www.technologyreview.jp/nl/mice-have-been-given-night-vision-with-a-nanoparticle-eye-injection/



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1552287135/続きを読む

眼科医「ブルーライトに悪影響はないという記事はメチャクチャな誤訳だ」

1: ニライカナイφ ★ 2018/10/04(木) 05:31:15.14 ID:CAP_USER9

「スマホのブルーライトでは"視力が低下しない"とアメリカ眼科学会が発表した」。
そんなニュースがネット上を駆け巡った。
しかし、2日放送のAbemaTV『AbemaPrime』が同学会の記事を改めて翻訳してみたところ、「スマホからのブルーライトでは目は悪くならない」ということが書かれているだけだった。

坪田一男・慶応大学医学部教授は「今回発表された"目は悪くならない"は、スマホ程度では白内障などの重い病気にはならない可能性があるという話。
視力については関係ないだろう。ただ、重い病気にはならなくても、目の疲れを起こしたり睡眠を妨げたりするので、ブルーライトカットメガネは有効だ」と話す。

また、深作秀春・深作眼科院長は「オリジナル記事を読んでみると、コロンビア大学の眼科の先生が"ブルーライトは目に影響しない"というスリランカの先生の主張に対して"それは間違ったことだ"と言っている。
ブルーライトは非常に毒性が強く、目にとってまずいということも言っている。つまり、話題になっている翻訳記事と全く逆のことを言っていで、メチャクチャで話にならない。非常に恥ずかしい」と厳しく批判した。

そもそもブルーライトとは、可視光線の中でも特にエネルギーが強い光で、太陽光の他、パソコン・スマホなどの液晶画面やLED照明には特に多く含まれているという。
「ブルーライトは非常に波長の短い電磁波なので、網膜の奥まで届いて細胞を傷付ける。これを防ぐためにはブルーライトを防いでくれるメガネが効果的だ」。

さらに深作院長は、流行の「眼球トレーニング」についても
「本当に止めてほしい。目をキュッキュッと動かすことによって、硝子体という繊維が揺れ、網膜を引っ張ってしまう。これが原因で網膜剥離になる人がたくさん出ていて、私もたくさん手術してきた。ああいう変わったことは止めてほしい」と訴え、「"twenty、twenty、twenty"という標語がある。20分ごと、20秒間、20フィート(約6m以上)先をぼんやり見て、目を休めましょうということ。じっと見つめていると目が疲れるし、ドライアイのような症状が出て角膜障害が起きる」と話していた。

https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/121508/856b798c65dfa0d3aebf87f5b0178aba_07faa64c870f89b951a003df63469833.jpg?width=504
https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/121508/9b8d99b5bde86273913a095b47311cda_15a72e1356a328ef0dbde244661761fd.jpg?width=724
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https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/121508/0807aa15c42253c0d1ead68241f9052b_6dcc6a1eea2e121b891659a4c9ef004e.jpg?width=724
https://abematimes.com/posts/4972695?categoryIds=70273

■関連スレ
【米国眼科学会】「ブルーライトで目が悪くなる」はウソ むしろブルーライトカットの眼鏡を使う方が目が悪くなる★2
https://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1538490381/



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1538598675/続きを読む

近視や遠視を治す革命的な目薬「ナノドロップス」がイスラエルで爆誕!これからはメガネ不要の時代に

1: ニライカナイφ ★ 2018/03/11(日) 23:03:20.88 ID:CAP_USER

◆近視や遠視を治す革命的な目薬「ナノドロップス」が爆誕! これからはメガネ不要の時代に!?

コンタクトレンズを使うと、目が疲れたりドライアイになったり。
かといってメガネ掛けるのも頭痛や運動時に不便なもの。
そんな方に朗報!

なんと、イスラエルでは「目薬を差すだけで視力回復する」夢の製品が開発中のようです。
イスラエルのバル・イラン大学の科学者と、眼科医デビット・スマジャ氏が共同で開発中の目薬「ナノドロップス(Nanodrops)」。
差すだけで角膜の傷を修復し、近視や遠視を治すものとして、昨年ESCRS(欧州白内障屈折手術学会議)にて論文発表されました。

「ナノドロップス」は、目薬中に含まれるナノ粒子が角膜の屈折率を補正するというもの。
スマジャ氏は「生体を傷つけずに視力補正できる革命的な製品」として、太鼓判を押している様子です。

10頭のブタを使い実験を行なったところ、軽度の視力障害を治癒させることに成功。
年末までにはヒトを対象とした臨床実験を予定しており、うまくいけばメガネやコンタクトレンズが完全に不要になる未来が期待されています。
ただどのくらいの頻度で目薬を差す必要があるのか?副作用はあるのか?などの情報は明かされていません。

ユルクヤル、外国人から見た世界 2018年03月11日
http://yurukuyaru.com/archives/75276415.html


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