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精神病

精神病リスクを持つ人の「会話の特徴」とは? 掲示板の書き込みから精神病リスクを発見するAI、危険人物の判定に

1: 樽悶 ★ 2019/08/05(月) 19:04:59.77 ID:/gAVnMcC9

no title


■会話分析を行うAIを用いて、統合失調症などの精神病を判断する研究が行われた

■このAIでは、ニューヨーク・タイムズやネット掲示板の膨大な文章から会話の内容を解析する機械学習を行っている

■最終的にAIは、会話の意味密度、頻出する単語傾向などから90%近い精度で患者を判断することに成功した

精神病の判定は、センシティブな問題で、専門の医師でも判断するのが難しいものです。

特に、症状の早期発見となると、それはかなり難しい問題になります。

確かに、精神の病をどう定義し、定量評価を行うかは今もあいまいで、精神科は高度に機械化されていく医療診断の分野で、未だ取り残された領域と言えるでしょう。

この問題について、最近はAIを用いて判断する研究に関心が集まっています。

それはAIなら、精神症状に見られる明らかな共通点を、客観的に判断することが可能と期待されるためです。

そこで、何に着目して分析を行うかという点が、この研究の肝となります。これまでにも、マイクロソフトなどが被験者の表情や音声から精神症状を診断する研究を行っています。

今回報告された研究では、この精神症状の分析において、被験者の会話内容に着目しており、AIは90%近い精度での患者の判定に成功しています。

この研究は、ハーバード大学とエモリー大学の研究者から発表されていて、6月13日付でネイチャー・パートナー・ジャーナル Schizophreniaに公開されています。

A machine learning approach to predicting psychosis using semantic density and latent content analysis
https://www.nature.com/articles/s41537-019-0077-9

■統合失調症の会話傾向

統合失調症や双極性障害(旧名:躁うつ病)の患者には、共通した会話の傾向があります。

その1つが、会話の意味密度が低いというものです。意味密度とは、使用している単語の数に対してあまり意味のないことを言っているということです。

多くの言葉を使いながら、ほとんど意味を伝えない人というのは、統合失調症や双極性障害を発症するリスクがかなり高いと考えられます。

■会話から精神病リスクを発見するAI

エモリー大学の精神科医が行った研究では、こうした会話の意味密度に着目しています。

AIに被験者40人の会話サンプルを聞かせ、意味密度の低い人の抽出を行った結果、後続の調査で抽出された対象の80%が実際に精神病を発症したのです。

またこのAIは、ニューヨーク・タイムズなど新聞の文章や、Redditという海外の電子掲示板(5ちゃんのようなもの)の3万人の投稿者の間で交わされた会話を利用して、単語の意味が近いもの同士をクラスタ分けする機械学習も行っています。

この学習によって、AIは潜在意味解析という、会話を行っている人物が潜在的に興味を向けている話題を抽出することも可能です。

この解析の結果、これまでに見つかっていなかった新たな精神病リスクのある会話傾向が発見されました。

それは精神病を発症した人たちは、「声」「音」「聞こえる」「ささやき」といった種類の、主に聴覚に関係する話題に強い関心を寄せる傾向があるというものです。

こうした聴覚に関係する概念クラスタは、興味深いことに学習時に利用された会話サンプルの中には生じていませんでした。

この潜在意味解析の結果も踏まえ、意味密度の低さ、聴覚に関連する単語の利用頻度を含めてAIに会話を分析させた結果、精神病の検出率は90%以上になったのです。

おそらくこの結果は、幻聴のようなものに言及することが多いことが一因と考えられます。またちょっとした雑音に反応しやすいという傾向にもつながる可能性があります。

これまで明らかではなかった事実が、AIの分析によって発見されるというのは面白い結果です。

最近は大きな犯罪を犯す人物が、事前にネットへ書き込みしていたという事実も多く聞かれます。今回は学習段階で、掲示板の書き込みが利用されたということですが、もしかしたら、そのうち、掲示板の書き込みからAIが危険人物を判定して通報するという時代が来るのかもしれません。

https://nazology.net/archives/42830



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1564999499/
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世界的に注目される日本の引きこもり問題の実態探る最新研究結果 引きこもりの37.9%に精神病の治療歴

1: 樽悶 ★ 2019/05/27(月) 23:41:35.18 ID:b1KKSDay9

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 学校にも仕事にもいかず、家にこもって社会的な交流をほとんど絶ってしまう。こうした状態が6か月以上続いた場合、日本の厚生労働省は「引きこもり」と定義としている。

 「引きこもり」という名称は日本の言葉だが、海外でも「Hikikomori」として認知度が高まっており、世界的に注目を集めている。

 だが「引きこもり」に関しての研究はあまり進んでおらず、心理学的にはあまりきちんと理解されていないのが現状だ。

 今回、秋田大学が発表した研究結果は、引きこもりの実態に迫ったものだ。(後略)

■引きこもりは都市部だけに限らない

 秋田大学、野村恭子氏率いる研究チームは、日本各地の200の自治体から無作為に抽出された15〜39歳の男女3287名を対象とした。

 子供を持つ親たちに、彼らが外出する頻度(しない場合は引きこもる長さ)を質問。過去6ヶ月の間に家から外出しなかった/ほどんど外出しなかった人たちが引きこもりと判断された(ただし、家事で多忙、専業主婦、統合失調症であるなどきちんとした理由がある人はこの限りではない)。

 また、あわせて人口統計データも収集した。

 これまで引きこもりは主に都市部での現象であると言われてきた。だが、この研究からは違う現実が明らかになった。

 データから浮き彫りになったのは、回答者の1.8%が引きこもりで、田舎にも大都市と同じくらい引きこもりがいるということだ。

■女性よりも男性の方が多い

 また男性に多いと言われる症状であるが、今回初めて疫学的証拠によってその正しさが証明された。ただし、それでも引きこもり58人に20人が女性であった。

 引きこもりと地域・家族の人数・社会階級との関係性は発見されなかったが、商業施設や店舗が多い地域で暮らしているという気になる点も見つかった。

■引きこもりの人によく見られる特徴

 引きこもりの人によく見られた特徴は、精神病の治療歴、学校の中退歴、自傷癖などがあったが、最も重要かつ強力な要素は、「人付き合いを非常に苦手としている」ことであった。

 このことは「知り合いに会うのが怖い」「他人にどう思われているか気になる」「集団に入っていけない」という質問への回答に現れていた。

 このことについて論文では次のように述べられている。

こうした不安は羞恥心と関係しているのかもしれない。彼らは自分の今の状況を知られることを恐れていると示唆されているのだ。

引きこもりと人付き合いの苦手さとの関連性が示すのは、引きこもりの人は面識のある人やコミュニティを恐れているということだ。この点において、対人恐怖症や一般的な社会不安のような症状とは異なる

■どうすれば引きこもりを防ぐことができるか?

 こうした発見は、その治療の方向性をも示唆している。

 つまりコミュニケーションスキルを向上させるような訓練を行い、過度に人目を気にしないよう上手くコントロールしてあげることで、徐々に外に興味がいくようになると考えられるのだ。

 これは簡単なことではないが、実際この治療法で一定の成果をあげているケースもあるという。

 だが、そもそも何が彼らをそこまで不安にするのか?最初に家にこもらねばならなかった理由は何だろうか?

 研究で明かされているのは、高校や大学の中退歴である。これをきっかけに知り合いに会うのを恐れるようになり、やがては家に閉じこもるようになるのだ。

 ならば、若い人たちが学校にとどまれるよう支援することができれば、引きこもりになるリスクを下げられるかもしれない。

 また引きこもりの37.9%に精神病の治療歴があることも注目に値する。野村氏らが言うように、医薬に依存する人たちの引きこもり率の高さには警戒を要するだろう。

 こうした要素がどのように関連しあっているのかについては、解明には程遠い。だが、今回の研究は今後の調査の方向性を指し示す、優れた指標となるはずだ。(続きはソース)

5月27日(月) 9時30分
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0527/kpa_190527_0342465664.html



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1558968095/続きを読む

うつ病は脳血管の障害?(Nature Neuroscience掲載論文)

1: しじみ ★ 2018/01/14(日) 13:17:25.46 ID:CAP_USER

分子メカニズムをたどって行くと、
新しい組織発生の中には外界のストレス反応と共通の分子を使っている過程が多いことがわかる。
例えば、毛の発生にはEDDAと呼ばれる炎症性サイトカインTNFファミリー分子が関わり、
その結果ICAM等の接着因子が誘導される。

同じように哺乳動物で進化したリンパ節やパイエル板、乳腺などもそうだ。
もちろん、多くの病気も最近では炎症との関わりで考えられるようになっており、
動脈硬化は言うに及ばず、糖尿病でのインシュリン抵抗性も慢性炎症として捉えるようになっている。

今日紹介するニューヨーク・マウントサイナイ医大からの論文は
社会ストレスで誘導されるうつ病も血管の透過性が上昇することで始まる炎症に起因する可能性を示した研究で
11月号のNature Neuroscienceに掲載された。

タイトルは「Social stress induces neurovascular pathology promoting depression
(社会ストレスは神経血管の異常を誘導しうつ病を増悪させる)」だ。

このグループもうつ病を炎症という切り口からアプローチできないか試みていたのだと思う。
これまで、うつ病ではIL-6が上昇していることなどを報告している。
ただ、末梢血での現象が脳でも起こっているかはわからない。
特に脳血管関門が存在し、脳は末梢の影響が簡単に及ばないようできている。
そこで、脳血管関門を調べる目的で、血管内皮の接着に関わるタイトジャンクション分子claudin5(cld5)の発現を、
自分より大きなマウスと同居することでストレスのかかったマウスの脳で調べている。
結果は期待通りで、側坐核や海馬などうつ病に関わる領域のcld5の発現が落ちていることを発見した。
この結果を、組織学的、また血管の透過性のテストでも確認できるので、
ストレスにより脳の特定の領域のCld5などの接着分子発現が低下し、
結果として局所の脳血管関門が破れることがうつ病に関わる可能性が出てきた。
また、うつ病で自殺した患者さんの脳でも、同じようにcld5の発現低下が起こっていることも確認し、
これがマウスだけの現象でないことを示している。

では血管の透過性が上がればうつ病になるのか?これを調べるため、
アデノ随伴ウイルスベクターにcld5遺伝子発現を抑えるshRNAを組み込んで脳に注射する実験で、
cld5のレベルを落とすだけでうつ症状が起こることを示している。
この透過性により、様々な炎症性サイトカインが脳内に滲出し、脳内への細胞浸潤はあまり見られないが、
脳内の血管や脳室に血液細胞が溜まる不思議な炎症状態が起こることがうつ病ではないかと結論している。

cld5を低下させるだけでうつ症状が発生することを示し、
血管の変化が早期の引き金になっていることを示したことがこの論文のハイライトだろう。
ただ、なぜcld5の発現が低下するのか、EMTではないのか、
最近うつ病の原因として注目されている神経幹細胞の増殖はどうか、
などほとんど手つかずのまま残っている。

いずれにせよ、このスキームが正しいなら、うつ病の治療可能性は広がる。
次は是非、治療という観点からの論文を出して欲しいと期待する。

AASJ
http://aasj.jp/news/watch/7707


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引きこもりの兄がついに自室の壁にアルミホイル貼り始めて草

1: 風吹けば名無し 2017/12/31(日) 21:04:54.53 ID:9Xv5bChS0

いや草じゃないわ
おそろしいわこんなん


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WHO「ゲーム障害っていう新しい精神病つくるよ!ICD11に載せるんでよろしく!」

1: 名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [ニダ] 2018/01/02(火) 19:02:32.47 ID:QDAq7DAo0 BE:228348493-PLT(16000) ポイント特典

sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
https://www.cnn.co.jp/m/world/35112625.html

(CNN) 2018年以降、ゲームへの過剰な熱中は精神衛生障害と分類されるかもしれない。
世界保健機関(WHO)が改訂作業を進めている疾病に関する国際統計分類(ICD)第11版の草案で、
精神衛生症状の項目に「ゲーム障害」が盛り込まれた。

WHOの草案では、ゲームに熱中するあまり「個人、家庭、社会、教育、職業あるいは
他の重要な機能分野に重大な障害をもたらす」行動パターンの持続あるいは再発を「ゲーム障害」と定義。
特徴的な症状として、抑制が効かなくなり、たとえ悪影響が生じても
ゲームの優先度が高くなる状態を挙げている。

一般的には、こうした症状が1年以上続くとゲーム障害と診断される。
ただ、症状が重く、全条件を満たしている場合は、それより期間が短くても医師がゲーム障害と診断することもある。ICD改訂版の草案でゲーム障害の項目に記載されているのは臨床症例のみで、
予防や治療法については記載されていないという。

WHOの広報は、「インターネットやコンピューター、スマートフォンといった
電子機器の使用がこの数十年で激増した」と述べ、「過剰使用に起因する健康問題も報告されている」と指摘。
「世界各地で治療を求める需要が高まっている」と解説している。

ICDは世界各国の医療従事者や研究者が、疾病の診断や分類に利用している。
現行版のICDは1990年5月にWHOの意思決定機関で了承され、
世界100カ国以上で使われている。改訂版は2018年5月に発行予定。
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