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細菌

食中毒2年連続アニサキス最多 2位カンピロバクタ―

1: WATeR ★ 2020/07/08(水) 00:19:11.01 ID:C425Rdwb9

2019年に国内で発生した食中毒事件数は1061件で、前年と比べて269件減少した。患者数は4264人減の1万3018人、死者は1人増え4人となった。2人以上の患者が出た事例は689件で、全体の64.9%だったが、患者数は1万2646人と全体の97.1%を占めた。前年2件あった、500人以上の患者が出た食中毒の発生はなかった。病因物質別の発生件数では、この数年急増が目立ったアニサキスが減少に転じたものの2年連続最多となり、2位がカンピロバクター、3位がノロウイルスの順。これら3物質で全体の8割近くを占めた。

厚生労働省のまとめによると、病因物質別事件数の上位はアニサキスが328件(30.9%)、カンピロバクター286件(27%)、ノロウイルス212件(20%)となり、これらで全体の77.9%を占めた。一方、患者数における上位はノロウイルスが6889人、カンピロバクター1937人、ウエルシュ菌1166人の順で、ほとんどの事例(ノロウイルスは全事例)で患者が複数発生していた。

アニサキス食中毒は2016年に124件だったが、17年は230件に急増。18年は468件と倍増し、カンピロバクターを抜いて最多となっていた。19年は前年比で140件減少したものの2年連続して最多だった。

アニサキス食中毒の増加について、厚生労働省監視安全課は「2013年から食中毒事件票に病因物質としてアニサキスを追加した経緯があり、制度の周知に伴い、自治体からの報告件数が増加したことが一因にある」と説明。18年に倍増した理由については「海水温の上昇など環境要因も考えられる」とし、「今後の動向を注視し、必要に応じて対策を講じていきたい」としている。
https://www.jc-press.com/?p=5080



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1594135151/続きを読む

発光する玉子焼きにぎり寿司から分離した発光細菌

1: みつを ★ 2020/05/10(日) 02:40:02.79 ID:9f4wThCd9

【教授!発見しました!】ツイッターで論文発掘「発光する玉子焼きにぎり寿司から分離した発光細菌の検討」

2020/05/10

https://twitter.com/kawarasan/status/1259137042551697409?s=21

えー
>暗所で発光する玉子焼は,保健所の食品衛生業務中,稀には遭遇する食品の苦情事例である

「発光する玉子焼きにぎり寿司から分離した発光細菌の検討」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsfm1984/8/4/8_4_203/_pdf


no title

https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1589046002/続きを読む

腸内細菌が健康やあらゆる病気につながっている?研究が進む「うんこ」の可能性

1: 豆次郎 ★ 2019/12/11(水) 17:47:17.45 ID:ORO2DHVh9

12/11(水) 17:39配信
AbemaTIMES
腸内細菌が健康やあらゆる病気につながっている?研究が進む「うんこ」の可能性

 累計400万部を突破した『うんこかん字ドリル』、人気を博したお台場の「うんこミュージアム」など、“うんこブーム”が継続中だ。実はうんこそのものの研究も進んでおり、細かく観察することで、様々な病気の徴候を見出すこともできるのだという。


 長年にわたって腸内細菌について研究している理化学研究所特別招聘研究員の辨野義己氏は「大腸というのは人の臓器の中で最も病気の種類が多い。その一方で、大腸は他の臓器に比べて、環境をコントロールすることができる。大便というのは80%が水、残り20%が固形成分だが、その3分の1は食べカスで、生きた腸内細菌と剥がれた腸の粘膜でできている。この腸内細菌が他の臓器や乳がんや肝臓がん、肥満や糖尿病などの病気とも関係していることが分かってきた。また、脳の機能、自閉症や認知症とも関係があるという論文も出てきている。つまり、良い腸内環境を持ち、腸を制することが健康を制すると言ってもいい」と話す。

 「2017年に全国約2万5000人のデータを集めた結果、日本人の腸内細菌のパターンは9パターンに分かれ、特に壮年期の男性と女性では腸内細菌が異なっていることもわかった。今後は生活習慣や体重、食生活などを聞いたアンケート調査とデータベースをもとに健康管理に使いたいと思っている」。

 最新の医療現場では、他人の便とともに腸内細菌を移植することで腸内環境を良くしようとする取り組み「便移植」も試みられている。

 ルークス芦屋クリニック院長の城谷昌彦医師も、持病がきっかけで便移植に取り組むようになったという。「専門医でありながら潰瘍性大腸炎という難病に罹り、症状がなかなか良くならなかった。治療方法を模索している時に、特殊な菌液を使う方法に出会った。実際に受けてみて、便の回数が多く、下痢も多かったのが、翌日から改善された。これはもう少し研究してみる価値があると感じた。患者さんがもともと持っていた菌に新たな菌を加えることで、元々の菌がより良い働きをすると私たちは考えている」。

城谷医師のクリニックでは内視鏡ではなくチューブを使った便移植を実施しており、半年かけてアトピーの症状に改善が見られたケースもあると話す。「最初はチューブが入っている感覚があるが、液が入っている時の感覚はほとんどない。患者さんも傷みや違和感もほとんどないと話している」。


 移植する便の提供者は「ドナーバンク」に登録しているという。「日本で初めて便バンクというものを設立した。厳しいスクリーニング検査をクリアしたボランティアの方のみに登録してもらい、さらに2カ月に1度は検査を受けてもらうので、非常にクオリティの高い検査を通った方だけが登録されている」。また、拒絶反応などのリスクについて城谷医師は「特に若く免疫が強い方では拒絶反応が起こる可能性があるので、菌液も薄いものから少しずつ濃度勾配をつけて身体に慣らし、3~6回に分けて複数回移植を行っていく。そうすることで拒絶反応を抑えることが可能だ。今まで研究会で300例ほどあるが、終わった後に下痢をしたという例があるくらいで、重篤な副作用は今のところない」。

続きはこちらで↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00010020-abema-bus_all
no title



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1576054037/続きを読む

インフルエンザと風邪が同時にかからない理由は?ウィルスも領土戦争していた

1: 首都圏の虎 ★ 2019/12/23(月) 05:22:18.11 ID:mlsrNE8K9

no title


ポイント
?風邪ウィルスとインフルエンザウィルスは同時に流行しないことが知られている
?新たな研究は、これを調査し、インフルエンザA型の感染がライノウィルスの感染を低下させることを発見した
?ウィルス同士の相互作用を利用すれば、もっと簡単に危険なウィルスの流行を制御できる可能性がある

人間同様に、ウィルスの世界にも土地と資源を奪い合う民族戦争があるようです。

インフルエンザは誰もがよく知るとおり、インフルエンザウィルスが原因で起きる病気です。一方、風邪と一般的に呼ばれる病気も何種類かのウィルスが原因で起こっています。

代表的な風邪ウィルスは鼻風邪の原因ライノウィルスや、夏風邪やプール熱として有名なアデノウィルスなど呼吸器に取り付くウィルスです。

原因が別々にある以上、これらの病気を2つ同時に患うことはないのでしょうか?

新しい研究は、こうした可能性について研究し、どうやらウィルス同士が喧嘩するために同時に病気を発症しない可能性があるという報告を行っています。

敵の敵は味方とはいいますが、この場合、体内はどうなっているのでしょうか?

この論文は、スコットランドのグラスゴー大学パブロ・ムルシア博士を筆頭とした研究チームより発表され、12月16日付けで、米国科学アカデミー発行の機関誌『PNAS』に掲載されています。


ウィルス戦争

インフルエンザと風邪は、どちらも呼吸器に取り付くウィルスが原因の病気です。しかし、インフルエンザは時折パンデミック(大流行)を起こし、全身症状(関節痛、筋肉痛)や高熱が伴って重症化しやすいため、一般的な風邪とは分けて扱われます。

通常、研究者はこうしたウィルスを別々に研究しています。

しかし、今回の研究者はウィルスの生態系や相互作用を調べるために、インフルエンザウィルスA型およびB型、ライノウィルス、アデノウィルスなど計11種類の呼吸器ウィルスの関係性を調査しました。

調査には、9年間に呼吸器疾患に罹ったスコットランドの36000人以上の患者の、喉と鼻から採取されたサンプルです。

このデータをコンピュータ分析したところ、興味深いことにA型インフルエンザの患者は、その他のウィルスに感染していた患者に比べて、ライノウィルス(鼻風邪)に感染する可能性が70%近く低かったのです。


インフルエンザウィルスの電子顕微鏡像。/Credit:国立感染症研究所

一般的にもいずれかのウィルスの流行によって、他のウィルスの感染報告が減るという傾向は知られていましたが、実際に十分なサンプルを用いて調査されたのは今回が初めてです。

これがどういった原因で発生しているのか、現在のところ研究チームは特定できていません。ただ、有力な仮説が存在ます。

それは、呼吸器ウィルス同士は、自身を増殖させるためのリソースを呼吸器内で奪い合っている可能性が高いというものです。

ウィルスは特定の細胞に感染し、そこで自分の複製を増殖させていきます。このため、ウィルスたちは増殖に適した細胞を巡って争い合う可能性があるのです。

また、あるウィルスに対する免疫反応が、別の無関係なウィルスに対しても効果を発揮し感染を困難にしている可能性もあります。

もちろん、病気に罹った人はみだりに表を出歩かなくなるので、他のウィルスに出会う確率が下がる、という単純な推測をすることも可能です。

しかし、多くのウィルスがそれぞれ異なる季節に流行する理由や、様々な年齢層で影響が異なる理由、呼吸器ウィルスであっても、鼻や肺、気道など感染部位が異なる理由は、彼らの相互作用によって説明できます。

ウィルスを使ったウィルス対策


今回の研究では、調査されたのが11種類のウィルスで、明確な関係性を見出だせたのはA型インフルエンザとライノウィルスだけでした。他のウィルスは宿主レベルで見られる傾向と、集団レベルで見られる傾向に一貫性がなかったといいます。



2019/12/22  ナゾロジー 全文はソース元で
https://nazology.net/archives/49191



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1577046138/続きを読む

ロシアの主要なウイルス研究所が爆発 HIV、エボラ、炭疽菌、天然痘など貯蔵

1: ちーたろlove&peace ★ 2019/09/17(火) 11:41:55.06 ID:ZEY0jdY+9

【原因不明】ロシアの主要なウイルス研究所が爆発 HIV、エボラ、炭疽菌、天然痘など貯蔵

公開時間:2019年9月16日14:01

 
シベリアにある世界最大のウイルス研究センターの1つは、エボラ、HIV、炭thrなどの株で知られる秘密の化合物を突然爆発させた後、炎に包まれたと伝えられています。
ノボシビルスクから数キロ離れた科学の中心地であるコルトソボで発生した火災に対応するため、月曜日に消防士と救助隊がスクランブルされました。爆発と火災がベクター研究所と呼ばれるロシアのウイルス学とバイオテクノロジーの研究センターに影響を与えたため、状況は通常の緊急事態から重大な事件にすぐに改善されました。

この研究所は、エボラと肝炎のワクチンを開発したこと、および免疫学を取り巻く流行と属の問題を研究したことで知られています。冷戦中、それは現在廃止されているソビエト生物兵器プログラムの一部であると考えられていました。つまり、天然po、エボラ、炭thr菌、および特定のペストなど、最も危険な株のいくつかは研究所の建物内にまだ保持されています。

そのことを念頭に置いて、緊急事態省の地方支部は迅速に電話に応答し、13の消防車と38の消防士を送り込み、到着後数分で6階建ての建物に入りました。

火災があり、すぐにいくつかの4階に消滅した「建設工事」とはされていたに行います。



関連記事
また、RT.COMで、天然BIOの
バイオテロ攻撃は10年間惑星を破壊する可能性があります
https://www.rt.com/news/452079-smallpox-bioterrorist-attack-devastate-planet/


地方当局による報告は、詳細については明らかに軽微であり、さまざまな情報源が、建設現場で火災を引き起こしたのはガス爆発であったことを示唆しています。1人の建設労働者が足に火傷を負い、外傷治療のために病院に運ばれた。

コルトソボ市長は、彼の側では、この地域では有害物質の放出はないことを国民に保証しました。それでも、爆発の原因は不明のままで、調査が開始されました。

https://www.rt.com/russia/468919-russia-virus-lab-blast/
翻訳: Google
ファイル写真©疾病管理予防センター/ロイター経由の配布資料
no title



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1568688115/
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「鶏肉を水で洗ってはいけない」と専門家が警告 危険な細菌がシンクに大量付着する

1: みつを ★ 2019/08/30(金) 00:34:18.49 ID:lil2Lkhz9

https://news.livedoor.com/article/detail/17001710/

「鶏肉を水で洗ってはいけない」と専門家が警告
2019年8月29日 19時0分

アメリカ農務省(USDA)とノースカロライナ州立大学の研究者は2019年8月20日付けで、食べ物の洗浄に関する調査報告を発表しました。その中で、実験から得られたデータを基に「生の鶏肉は調理する前に水で洗ってはいけない」と警鐘を鳴らしています。

(PDFファイル)Food Safety Consumer Research Project:Meal Preparation Experiment Related to Poultry Washing

Experts Are Warning People Not to Wash Their Chicken. Here's Why It's So Dangerous

https://www.sciencealert.com/here-s-why-washing-raw-chicken-is-dangerous

生の鶏肉はカンピロバクター・サルモネラ・ウェルシュ菌といった、食中毒を引き起こす細菌に汚染されている危険があります。厚生労働省の「(PDFファイル)平成30年食中毒発生状況(概要版)及び主な食中毒事案」によると、2018年に発生した食中毒事件1330件のうち、カンピロバクターによる食中毒は全体の24.0%、ウェルシュ菌によるものが2.4%、サルモネラによるものは1.4%だとのこと。特にカンピロバクターの事件発生件数は、アニサキス、ノロウイルスに続いて第3位となっています。
(リンク先に続きあり)



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1567092858/
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A型の血液を「O型」に変える腸内細菌が発見される 誰にでも輸血できる「万能血液」へ

1: 一般国民 ★ 2019/07/16(火) 08:01:13.91 ID:CAP_USER

誰にでも輸血できる「万能血液」への第一歩──A型の血液を「O型」に変える腸内細菌が発見される(記事全文は、ソースをご覧ください。)
https://wired.jp/2019/07/15/universal-blood-microbiome/
2019.07.15 MON 18:00
WIRED,TEXT BY SANAE AKIYAMA

【科学(学問)ニュース+】

どの血液型にも輸血できる「O型」の血液を、世界的に多い「A型」の血液から生み出せる──。そんな「万能血液」の生成につながる研究結果を、カナダの研究チームが発表した。ヒト腸内細菌叢において、A型の血液をO型に変換する酵素をもつ細菌を発見したのだ。特定の血液が足りない医療現場や地方の医療機関などで、ほかの血液型を“万能タイプ”に変換する技術の実用化につながることが期待されている。

輸血療法において適合性が最も高い血液型をご存知だろうか? 献血の常連なら、「O型」の血液が重宝されることを知っているはずだ。血液型には大まかに分けてA型、B型、AB型、O型の4通りがあり、そのうち抗原をもたないO型だけは、どの血液型に対しても輸血が可能だからだ。

一般的に、異なる種類の血液を輸血すると致死的な免疫反応を起こす可能性があるため、血液の適合は注意深く検査する必要がある。血液検査の時間すらない緊急時には、「ユニヴァーサル・ドナー」であるO型の血液を患者に輸血することも多いことから、O型の血液はどうしても不足してしまうという。

こうした問題の解決につながるかもしれない研究結果が、このほどカナダの研究チームによって発表された。ブリティッシュコロンビア大学の生化学教授であるスティーブン・ウィザーズらの研究チームが、ヒト腸内細菌叢においてA型の血液をO型に変換できる酵素をもつ細菌を発見したと、「Nature Microbiology」にて発表したのだ。この知見を応用すれば、誰にでも輸血できる「万能血液」の技術開発が期待できるという。

・A型抗原に似た糖タンパク質を持つ腸内粘液を食べる細菌
血液型の違いは、血液抗原として知られる赤血球表面の糖鎖(糖の分子)の種類によって決まる。つまり、A型抗原のあるA型、B型抗原のあるB型、両方の抗原を持つAB型、そして抗原をもたないO型の4種類だ。裏を返すと、抗原のもとになっている糖鎖を取り払う技術があれば、人類が「万能血液」を手にするのも夢ではないということになる。

「研究者たちは1980年代から、酵素活性を利用して血液型を変換する方法を模索してきました。しかし、それは実用的ではありませんでした。大量の酵素が必要だったり、特別な条件を整えたりしなくてはならなかったのです」と、論文の筆頭者である博士研究員のピーター・ラーフェルドは説明する。「わたしたちが見つけた酵素は血液に直に作用し、多くの酵素を必要としない点でとても実用的なのです」

研究チームは、抗原を効率的に分解しうる酵素を探すために、ヒトの腸内に棲む細菌に着目した。なぜ腸内細菌かというと、赤血球のA抗原とB抗原にみられる糖鎖構造はヒトの腸壁を覆う粘液のなかにも存在し、これを摂取してエネルギーの一部とする微生物が存在するからだ。

腸内粘液は、無数の糖鎖が結合した巨大な糖タンパク質をもつムチンを主成分としており、このヌメりが腸内細菌から腸を守るバリアとして機能する。それだけではなく、微生物の棲みかや栄養源ともなるのだという。

したがって、これらの細菌がムチンを摂取するには、その巨大な糖鎖を切断する酵素を出しているはずである。そしてこの酵素は、抗原をもつ血液型からO型への変換にも有効なはずだ。

研究者らは、酵素活性のスクリーニングを可能にするメタゲノム解析と呼ばれる技術を用いて、ヒトの便サンプルから取り出した腸内細菌群集から、糖鎖を分解する酵素をもつ細菌のDNAを抽出。理論的には、便として排出されたものに、ムチンを消化する酵素の遺伝子コードが含まれているはずだ。続いて、血液抗原の糖鎖を模倣する蛍光色素付きの基質(酵素の作用で化学反応を起こす物質)を使用し、抗原を除去できる酵素をスクリーニングした。

・血液供給を拡大する技術の確立へ
その結果、研究者らはフラヴォニフラクター・プラウティ(Flavonifractor plautii)と呼ばれる細菌によって発現する、A抗原を非常に迅速に切断できる2つの酵素を特定した。これらの酵素は、ふたつ同時に働くことで、A型の血液を同じRh型のO型に変換できる。例えばRhマイナスA型の血液は、RhマイナスO型にすることが可能だ。

なお、ひとつめの酵素は、A型抗原を形成する末端の糖鎖を別の化合物(アミン)に変換。ふたつめの酵素は、この化合物を取り除いて、抗原のないO型の血液を残した。この成果について、ラーフェルド博士は次のように語っている。

■■略



IMG_3935

引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1563231673/
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