1: ばーど ★ 2020/03/31(火) 06:48:31.33 ID:9QZpefh39

<桜山豊夫氏の目>

ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの志村けんさんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった。志村さんの訃報を受け、医師で作家の鎌田實さん(70)が、身近に迫った命の危険について警鐘を鳴らした。東京都結核予防会理事長の桜山豊夫さんも今できる感染防止について緊急提言した。

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日本では幸いにもまだ、武漢やイタリア、スペインのような状況にはなっていません。この疾患の特徴は非常に感染力が強いこと。軽症者や無症状感染者が約8割と言われています。重症患者は2割。うち命に関わるのが5%以下です。

恐ろしいことは恐ろしい。だけど、元気な人は自分が感染してると気が付かないまま治る。軽症者が次から次へと感染させていくので、完璧に収束させるのが難しいです。

対策は長期間にわたることを覚悟した方が良いです。持続可能な感染拡大を防ぐ方策を取らなければいけません。例えば手洗いうがい、マスク、三密を避けることなどがあります。

主な感染形態は、接触感染、飛沫(ひまつ)感染です。小池都知事が発表した週末の外出自粛要請で、ある程度感染拡大を防ぐことはできますが、あまりにも危機感を持たない方々が多すぎることが問題です。

今は、医療体制を守ることが一番の課題です。現在は医療崩壊には至っていませんが、感染爆発の瀬戸際に立っています。ベッド数や、人工呼吸器には限りがあります。きちんとした医療を提供していけば、死亡率は減らせます。

皆さんの手洗いうがいの効果で、今シーズンのインフルエンザ感染者数は減っています。自分の健康を守ることによって、人にうつす可能性が低くなります。努力の積み重ねで、社会を守ることができます。最終的には1人1人が協力することを目指していかないと、長期戦は乗り切れません。(東京都結核予防会理事長)

◆桜山豊夫(さくらやま・とよお) 1952年5月9日生まれ。大学卒業後、公衆衛生を専攻。東京都八王子保健所長、健康安全室長などを歴任。都結核感染症課長時代にはO157対策を担当。09年の新型インフルエンザ発生や、11年の東日本大震災発生の際には福祉保健局技監として対応にあたる。18年より東京都結核予防会理事長。

3/31(火) 5:33
日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-23300641-nksports-soci



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1585604911/続きを読む