1: すらいむ ★ 2020/11/29(日) 17:11:08.24 ID:CAP_USER

「正常色覚」が本当に有利なのか

■ヒトの色覚は「正常」「異常」と言えるものなのか

 『「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」原論』(筑摩書房)を上梓した川端裕人氏が、脊椎動物の色覚の進化を研究する河村正二東京大学大学院教授に聞いたシリーズの最終回──。

 河村さんたちの探求は、実験室でのオプシン遺伝子の研究から、新世界ザルの行動観察をするフィールドまで、すっきりとつながったものになった。

 これは、ある意味、進化生物学者の夢の達成だ。
 どんどんミクロに見て、遺伝子レベルで解明できたことが、実際に生き物が日々の行動の中でどのように影響しているのか、その適応的な意味とはなになのか、直接、調べることができるテーマは、未だにそうたくさんある話ではない。

 そして、河村さんたちのフィールドワークは、これまでの常識をひっくり返す発見をもたらした。

 「3色型の有利性がどれくらいのものなのか、本当にあるのかということも含めて調べましょうということで、何をしたかといいますと、まず、果実や葉っぱの反射率を測定して、色を数値化する作業をしました。
 同時に降り注ぐ太陽の光の波長測定をすれば、サルのオプシンの吸収波長はわかっているので、そのサルにとってその色がどんなふうに数値化できるかといえるわけです。
 2004年から2005年にかけて、博士課程の学生だった平松千尋さん(現・九州大学准教授)が、25頭の群れを8カ月見続けて得たデータです。
 こういった研究を練り上げるのは、平松さんとアマンダ・メリンさんという当時のカルガリー大学の学生さん(現・准教授)が相談して決めました。
 それで、2人の共同研究でどんどん面白いことがわかってきたんです」

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 11/29(日) 12:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9479413870dccb47c6202d3468761016690161b0



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1606637468/続きを読む