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葬儀

世界初の「人間の死体を堆肥化する施設」が2021年にアメリカでオープン予定

1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2019/12/12(木) 03:15:45.44 ID:reV9xjiP9

世界初の「堆肥葬」の実現を目指すワシントン州の非営利団体Recomposeと、アメリカの建築設計事務所Olson Kundig Architectsが、2021年に全く新しい堆肥葬用の施設をオープンさせると発表しました。

The World's First Human Composting Facility Will Open in 2021
https://www.sciencealert.com/the-world-s-first-human-composting-facility-will-turn-you-into-soil-in-2021

Olson Kundig unveils Recompose facility for composting human bodies
https://www.dezeen.com/2019/11/20/recompose-seattle-human-composting-olson-kundig/

日本ではほぼ全ての死者が火葬されるほか、アメリカでは火葬に加えて伝統的な土葬も行われています。しかし、土葬には広大な土地や多額の費用を要するという問題があるほか、火葬にも大量の燃料を消費したり、遺体に含まれる汚染物質で環境や人体に影響を与えたりするという問題が指摘されています。

「私たちは埋葬の方法を新しいものに変えるべきではないか?」という指摘 - GIGAZINE

そこで、土葬や火葬の問題を解決しつつ、安価かつ環境に優しい葬送方法としてRecomposeが提案しているのが「堆肥葬」です。Recomposeの働きかけにより、ワシントン州は2019年5月に「遺体を『有機還元』と『加水分解』というプロセスで処理することを認める」法案を可決。2020年5月の施行をもって、ワシントン州で堆肥葬が合法化されました。

「人間の遺体を堆肥にして葬る」という堆肥葬を認める法律がアメリカで初めて承認される - GIGAZINE


堆肥葬では、遺体は棺おけではなく再利用可能なモジュール式の容器に収容されます。

容器の中は木材チップで満たされており、遺体はおよそ30日間かけて微生物により分解され、堆肥に変わります。歯や骨なども含めて個人の肉体は全て土になりますが、ペースメーカーや金属製のインプラントなど、無機物や微生物が分解できない有機物は処理過程で取り除かれます。また、有害な微生物などの病原体も分解されるので、病死した人も堆肥葬にすることが可能ですが、エボラ出血熱のように非常に感染性の高い病気で亡くなった人や、原因物質が微生物で分解できると立証されていないクロイツフェルト・ヤコブ病などのプリオン病で死亡した人は対象から除外されるとのことです。

Recomposeによると、1人を堆肥葬にすることで得られる堆肥はおよそ1立方ヤード(0.76立方メートル)です。「遺体を肥料にする」という発想自体は、かねてから樹木葬という形で行われてきましたが、埋葬した遺体のそばに木を植える樹木葬とは異なり、堆肥葬では遺体は肥料になるので、遺族が持ち帰ったり、緑化団体に寄付したりすることができます。


費用は1人あたり5500ドル(約60万円)と見積もられており、ワシントンでの標準的な樹木葬にかかる費用の6000ドル(約65万円)、火葬の1000~7000ドル(約11万円~76万円)、埋葬の8000ドル(約87万円)に比べて低コストに抑えられています。また、全過程に必要なエネルギーは火葬の8分の1で、土葬と違って遺体による土壌や地下水の汚染もないので、従来の葬送方法に比べて環境への負荷も最小限度になります。

最初の堆肥葬施設であるRecompose Seattleは、シアトル近郊のSODO(South of Downtown)地区に建設され、2021年春にオープンする予定です。施設ではワシントン州以外からの遺体の受け入れも行うとしており、搬入さえ可能であればアメリカ国外からの遺体も収容できるとのことです。
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https://gigazine.net/news/20191211-recompose-seattle-human-composting-facility/



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1576088145/続きを読む

【USA】人間の遺体の堆肥化認める法案が通過 米ワシントン州

1: みつを ★ 2019/04/23(火) 03:34:11.75 ID:J3i0Zf1o9

https://www.cnn.co.jp/usa/35136075.html

人間の遺体の堆肥化認める、法案が通過 米ワシントン州
2019.04.21 Sun posted at 18:48 JST

(CNN) 米ワシントン州の州議会で21日までに、人間の遺体の堆肥(たいひ)化を認める法案が可決された。ジェイ・インズリー州知事が署名すれば来年5月1日に発効する。

同州では死去した住民らの埋葬は火葬もしくは土葬が普通。州議会のジェイミー・ペダーセン上院議員が起草した新法は、人間の遺体を土に早く変容させる方法などと表現した。

同議員は万人に通じる経験に一定の技術の適用を認める時機が来たと主張。「人間は自ら好む方法で自らの遺体を処理させる決定が下せる自由を持つべき」とし、「環境により優しくより安全な遺体の処理方法が一部ある」と続けた。

堆肥化の埋葬方法を手がける企業「Recompose」のカトリーナ・スペード最高経営責任者(CEO)はCNNの系列局「KIRO―TV」の取材に、堆肥化のための最初の施設を建設する企業になることを期待。

堆肥化については「遺体をわらや木片などの自然の材料で包む。約3~7週間すれば微生物の活動の効果で土に変質する」と述べた。

遺族は施設を訪れ故人の遺体だった土を最終的に受け取ることも可能とし、その利用方法は遺族次第と説明。不要なら、同社が地元の保存団体と協力し、州内の土地を育てることに使われる方法もあるとした。
KIRO―TVによると、埋葬に必要な平均費用は8000ドル(約89万6000円)から2万5000ドルの間で、火葬は6000ドル超。スペードCEOは堆肥化の埋葬方法は約5500ドルと想定している。

環境対策上の側面から人間の遺体の堆肥化を支持する女性は取材に、この問題を話し合った兄弟が「素晴らしいね。あなたは私にトマトを植えることが出来るわけだ」と語ったとも明かした。



引用元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1555958051/続きを読む

世界初「宇宙葬」特化の人工衛星、スペースXで打ち上げへ

1: しじみ ★ 2018/11/29(木) 17:17:09.15 ID:CAP_USER

100名に及ぶ人々の遺灰をのせた人工衛星が、宇宙に向けて発射されようとしている。葬儀関連に特化した衛星の打ち上げは、これが世界初になる。

今回使用されるのは、キューブサットと呼ばれる数キログラム程度の小型人工衛星で、「Elysium Star 2」と名づけられた。サンフランシスコの企業Elysium Space(イリジウムスペース)が運営するこのプロジェクトは、顧客から2500ドルの費用を徴収している。

同社の創業者のThomas CiveitはNASAに勤務歴を持つ人物だ。打ち上げにはスペースXのファルコン9ロケットが用いられ、その他の約60の衛星とライドシェアするかたちで、12月1日以降の打ち上げが予定されている。

Elysium Star 2は高度約550キロメートルの極軌道(Polar Orbit)に放たれ、地球のまわりを周回する。衛星の位置は専用アプリから把握可能で、いつ頭上を通過するかが分かる。Elysium Star 2は数年の間、軌道上に存在し続ける予定だ。

顧客らは1グラムの遺灰を封入するための専用カプセルに対して、費用を支払った。このカプセルは、約1万ドルの製造コストをかけて製作したトレイに載せて宇宙に運ばれるとCiveitは話す。今回の打ち上げ全体にかかるコストは非公開となっている。

遺灰が宇宙に送られるケースは、これが初めてではない。1998年には、天文学者のユージン・シューメーカーの遺灰が、NASAのルナ・プロスペクタープロジェクトで、月に送られた。1930年に冥王星を発見したクライド・トンボーの遺灰も、2006年に冥王星に向けて打ち上げられた宇宙船、ニューホライズンに積み込まれていた。

しかし、それらの遺灰は他のプロジェクトに相乗りするかたちで宇宙に送られたものだ。宇宙葬に特化した衛星としてはElysium Star 2が、史上初のものになる。

今回、愛する人たちの遺灰を宇宙に送り出す顧客の一人が、ニュージャージー州の51歳のJonathan Pryorだ。彼は妻と愛犬を自動車事故で2017年3月に亡くした。

「打ち上げに関する記事を読み、これは子供や孫たちに妻の存在を伝える素晴らしい方法だと思った。愛する人の存在を宇宙空間に刻み、思い出を残し続けることができる」とPryorは話した。

ただし、顧客らを悩ませたのは打ち上げまでの時間の長さだった。人々の大半は2年近く待たされている。打ち上げは当初2017年の予定だったが、2018年にずれ込んだ。

今回の打ち上げが順調に進めば、来年にはElysium Star 3を打ち上げ、その後は毎年、このプロジェクトを行いたいとCiveitは話す。小型ロケットに特化した企業の「Rocket Lab」らの試みに期待していると彼は述べた。

■月面に遺灰を送る計画も進行中

「この分野の課題は、迅速な打ち上げが実施可能な企業が少ないことだ。Rocket Lab やOrbexといった企業なら、数カ月で打ち上げが可能になる」

Elysium Spaceは将来的に、月面に遺灰を送る野望も描いている。米国のAstrobotic Technologyと提携し、2019年には月面を走行するローバーに遺灰を搭載する計画だ。

こういった取り組みが、宇宙ごみを増やすと懸念する声もある。しかし、Elysium Spaceの衛星はいずれ大気圏に再突入し流れ星となるため、スペースデブリ(宇宙ごみ)化の心配はないという。プロジェクトに参加する家族たちにとって、これは彼らだけに許された、非常にユニークで切なさに満ちた別れの儀式となる。

打ち上げを控えた家族の一人はこう話す。「とても興奮しているし、感傷的な気持ちが高まっている。ロケットが発射されるのを見ると、きっと涙があふれてくるだろう。愛する人が望んでいた、とても特別なことを私たちは現実にしようとしている」

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https://forbesjapan.com/articles/detail/24157



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1543479429/続きを読む
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