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農協

「国産野菜だから安全」と思い込む農薬大国日本の現実

1: ボラえもん ★ 2021/04/01(木) 22:36:36.70 ID:ZZToSRLk9

 かつて“中国猛毒食品”について取材したことがある。
実際、中国の現場では大量の重金属に汚染された畑で栽培されていたりと驚きの連続だったが、実はその頃から、国産食材も危ないと言われていた。
それを改めて確認したのが、2018年に出た北海道大学の池中良徳准教授らによる論文である。
日本人なら毎日のように飲んでいるお茶から、農薬が検出されたと書かれていたのだ。
それも、スーパーで購入した茶葉39検体の全てから出ただけではない。量は少ないが、ペットボトルのお茶からも全て検出されたという。とても信じられなかった。
もっとも、数値は国が設定した残留基準値内だから違反ではない。「だったら安全でしょ?」と思うかもしれないが、そうとも言えないから問題なのである。

 いったい日本はどれほど農薬を使っているのだろうか。
そこで、単位面積当たりの農薬使用量をOECD加盟国で調べたところ、なんと日本は、韓国と並んで大量使用国であることがわかった。
もっとも、実質トップはOECDに加盟していない中国だが、数値に大きな差があるわけではない。

 農薬が本格的に使われるようになったのは戦後だ。
最初はDDTなど有機塩素系だったが、1960年代に入ってその毒性が明らかになると、入れ替わるようにして有機リン系殺虫剤が登場した。
ところが、子供の脳に影響を与えることがわかり、EUなどは早々にその多くを禁止したが、なぜか日本では今も大量に使われている。
そして90年代に登場したのが、昆虫に強い神経毒性を持つネオニコチノイド系農薬(以下、ネオニコ)である。
ネオニコが使われると世界各地でミツバチが群れごと消えて問題になったが、やがて人間の脳にも影響して神経伝達を攪乱する神経毒性があることが分かり、
使用を禁止する国が相次いだ。が、これも日本は禁止するどころか、さらに残留基準値を緩和して使いやすいようにしている。

■世界に逆行して農薬の使用を増やそうとする理由
 なぜ世界に逆行して農薬の使用を増やそうとするのだろうか。理由はいくつか考えられる。
まず消費者が、虫食い痕やキズのない野菜を求めるため、農家もそれに合わせて農薬を使うからだ。
さらに政府が経済を優先するせいか、残留基準値を緩めても厳しくすることがないためである。
アメリカに言われるまま基準値を変えるのもそのせいだろう。それに対して、「国産だから安全」を鵜呑みにした国民が、おかしいと声を上げないことが最大の理由だ。
文句を言わないから、政府も安易に基準値を引き上げるのである。

 農薬には様々な種類があり、出荷量を調べると(土壌消毒剤を除いて)殺虫剤より除草剤が多く、グリホサートが全体の六割超を占める。
これは、除草剤「ラウンドアップ」の主成分で、あらゆる植物を枯らしてしまうことから、農家が「枯葉剤」と呼んでいるものだ。
実際、この農薬を開発したのは、かつてベトナム戦争で枯葉剤の製造に関わったモンサント(現在は買収されてドイツのバイエル傘下)である。

 ちなみに、最近の研究から、製剤のラウンドアップの毒性は、その主成分であるグリホサートより100倍も強いと分かってきたが、
なぜか安全性試験ではグリホサート単独の毒性しか調べていない。そのデータで残留基準値が決められているのだ。
私たちの口に入るのはラウンドアップだから、毒性が100倍も変わるなら、基準値は必ずしも安全とはいえないだろう。

 ラウンドアップは、これまでの農薬の害と同じで発がん性が大きな問題になっている。
例えば、アメリカ人が摂取する量から換算したラウンドアップをラットの一生に相当する2年間与え続けると、
オスは肝臓や腎臓に、メスは乳腺に大きな腫瘍が早期にできたというフランスのセラリーニ教授の実験もそうだ。
2015年には、WHOの外部研究機関である国際がん研究機関(IARC)も、グリホサートの発がん性リスクを、五段階のうちの二番目に高いグループに分類したが、
欧州食品安全機関(EFSA)や米国環境保護庁(EPA)は否定して混乱が続いていた。しかし、17年にカリフォルニア州が発がん性物質に加えたことで流れが変わった。
これを契機に、製造会社のモンサントが訴えられる事例が相次ぎ、18年には、なんと約320億円もの賠償金の支払いを命じられ、その後もドミノ倒しのように敗訴したのだ。

(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c667ab691f20af06ec001acfcf9f636ab4229d83



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1617284196/続きを読む

イチゴ農家「TOKIOがイチゴの品種改良やっとる…ワイもやってみるか」

1: 風吹けば名無し 2018/01/30(火) 14:42:57.30 ID:+ATaycR90

糖度16、海外でも評判

 農家が育成し昨年2月に品種登録を受けたイチゴ「咲姫」が、平均糖度16という甘さを武器に、海外からも引き合いが強い有力品種に育っている。
佐賀県白石町の中村和好さん(65)が作り上げた新品種で、開発のきっかけは、人気アイドルグループのTOKIO。
メンバーがイチゴの品種改良をする姿をテレビで視聴し、見よう見まねで育成に成功した。ブドウ並みの甘さが自慢。「TOKIOにも、ぜひ食べてもらいたい」と中村さんは笑う。(金子祥也)

 ある日、イチゴの出荷を終えた中村さんは、何気なくつけたテレビにくぎ付けになった。放映していたのは、イチゴの品種改良にTOKIOが挑戦する企画。
メンバーがよどみない手つきで未熟花に花粉を付ける様子を見て、「自分もやってみよう」と思い立った。

 当初は趣味として取り組む考えだったという中村さん。テレビの情報だけで改良に着手した。
JAや試験場に問い合わせたり本を読んだりもしなかったが、初めから交配はうまくいったという。

 2年目には、着花数が少なく摘果の手間が省ける株の選抜に挑戦。食味は期待していなかったが、交配でできた株が付けた実を試食して驚いた。
イチゴ栽培歴40年の中村さんをうならせるほど、甘い品種に仕上がっていたからだ。

 開発した品種「咲姫」と名付け、翌年にはハウス1棟の品種を「さがほのか」から切り替えた。
現在は20アールのハウス全てで「咲姫」を栽培し、年間4万5000パック(1パック 300グラム)を出荷している。
「TOKIOがいなければできなかった品種。ぜひ食べてもらいたい」と話す。

 中村さんが生産する「咲姫」は、9割が地元のJAさが白石地区を通して市場に出荷する。数量が少ないため、出荷先は反響が大きかった大阪市場に限定した。
取り扱う仲卸業者の販売先で最も大きいのが海外だ。他品種のイチゴと同じ便で、連日香港の業者に輸出している。
出荷するイチゴの品種は仲卸業者に任されているが、「咲姫」だけは指定があるという。仲卸業者は「味が確かな支持を得ている証拠だ」と実感する。
果皮が硬めで棚持ちが良いため、海外輸送が多いにもかかわらずクレームはほとんど入らないという。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14228484/


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