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ゲノム編集で1.5倍肉厚にしたタイが流通へ、魚では国内初

1: ごまカンパチ ★ 2021/08/20(金) 01:01:04.35 ID:Y9o1F8o29

https://news.yahoo.co.jp/articles/e902942355d28961fe6a557ffc1bb799103a80b3
 狙った遺伝子を正確に改変できる「ゲノム編集技術」で肉厚にしたタイが、9月にもゲノム編集食品として厚生労働省に受理され、流通・販売が可能になる見込みとなった。
受理されれば、ゲノム編集食品の魚としては国内初となる。

京都大や近畿大などが共同で開発を進めてきたタイで、筋肉の成長を抑える遺伝子「ミオスタチン」を働かなくさせることで身が大きくなる。
従来の餌の量を与えるだけで身が約1・5倍に増える。高級魚であるタイのコストダウンにつながるとして期待される。

ゲノム編集したタイはタグを付けて個別に識別し、陸上の水槽で養殖するため、海に逃げて天然のタイと交配することはないという。
今後、厚労省の専門家部会などで、タイが本来持たない外部の遺伝子が入っていないかや、新たなアレルギー物質が作られていないかなどを確認する。
問題がなければ届け出が受理される。実際に市場で販売される時期は未定だ。

水産庁のデータによると、世界で1人あたりの魚介類の年間消費量は、アジアを中心にこの10年間で約1割増加した。
養殖魚用の餌代が高騰しており、今回の技術は、厳しい経営状況にある養殖業を救う一手になる可能性もある。
魚のゲノム編集はほかに、京大などがフグ、九州大などがサバについて研究を進めている。

ゲノム編集食品を巡っては昨年、血圧の上昇を抑える働きがある物質「GABA(ギャバ)」を多く含むトマトが国内1例目として厚労省に受理された。
米国では、健康に悪影響の恐れがある脂質の一種が少ない大豆がゲノム編集で誕生し、食用油などに使用されている。

◆ゲノム編集食品=ゲノム編集技術で特定の遺伝子を壊した食品で、厚生労働省に届け出されたもの。
ゲノム編集には、狙った遺伝子を壊す手法と、外部から遺伝子を導入する手法があり、遺伝子を壊したものは従来の品種改良と差がないとされる。
外部遺伝子を導入した場合は「遺伝子組み換え食品」とみなし、安全性や環境影響の厳格な審査が必要になる。



引用元: http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1629388864/続きを読む

釣ったイシガキダイで食中毒、長引く手足ピリピリ 原因は特殊なプランクトン由来のシガテラ毒?

1: しじみ ★ 2019/04/22(月) 20:09:52.83 ID:CAP_USER

磯からの大物釣りが趣味の福井県に住む渡邉邦鋭(わたなべくにえい)さん(56)は、仲間が釣ったイシガキダイを刺し身や鍋にして食べました。楽しい宴が一転、冷たい物に触れると顔や指先がビリビリと痛む温度感覚の異常に、約1年間も苦しみました。原因は「シガテラ」という食中毒でした。

■釣果を堪能、直後に吐き気

福井県坂井市の渡邉邦鋭(わたなべくにえい)さん(56)の趣味は磯釣りだ。狙いは「底物」と呼ばれ、強烈な引きが魅力のイシダイやイシガキダイ。イセエビやサザエ、ウニをエサに使う、釣り人あこがれの魚だ。

 特にイシガキダイは、成長すると口の周りが白くなり「クチジロ」とも呼ばれるが、なかなか釣れず、一般にも流通していない。

 この魚を、釣り仲間が2006年11月、東京・八丈島で釣り上げた。福井市内の居酒屋に持ち込み、釣り談議に花を咲かせることになった。

11月7日、渡邉さんや友人の木林博之(きばやしひろゆき)さん(60)らが集った。「頭がおいしいんだ」。釣った人に勧められ、渡邉さんたちはイシガキダイの鍋料理や刺し身に舌鼓を打った。楽しい会だった。

 ところが翌8日未明、自宅で寝ていた渡邉さんは、激しい吐き気と腹痛に襲われて目覚めた。尋常でない様子を心配した妻ゆかりさん(55)の運転する車で、永平寺町の福井大学病院に向かった。

 「食中毒でしょう」と医師に言われ、嘔吐(おうと)や下痢による脱水を防ぐため点滴を受けた。後でわかったが、渡邉さんや木林さんら、前夜に一緒に食べた7人中5人が同様の症状に苦しんでいた。

 居酒屋の食事を疑い、病院で便の検査や血液検査も受けたが、原因はわからなかった。

 数日後、奇妙な痛みを感じるようになった。水や床に触れたり、外で風に吹かれたりすると、手足や顔の表面がビリビリ痛むのだ。

 「何か変だ」。渡邉さんはパソコンに「痛い」「魚」「食中毒」などと入力し、インターネットで検索を繰り返した。

 偶然、「シガテラ」という病名が目にとまった。沖縄県のウェブサイトに説明があった。読み進めるうち「これだ」と思った。シガテラは熱帯や亜熱帯のサンゴ礁域で「毒化」した魚を食べることで起きる食中毒。主な症状に手足などの温度感覚の異常「ドライアイスセンセーション」がある。

 亜熱帯の八丈島で釣れた魚、冷たいものに触れると感じる痛み。自分の状況とぴたりと一致した。聞いたことのない病名に「治るんだろうか」と不安がこみ上げた。

シガテラ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=366092

シガテラを引き起こす毒素はシガテラ毒と呼ばれ、シガトキシン、スカリトキシン、マイトトキシン、シガテリンなどが知られ、類縁体を含め 20種以上が確認されている。ナトリウムチャンネルに特異的に作用し、神経伝達に異常をきたす。
シガトキシンは熱に対して安定であるため、一般的な調理では毒素を熱分解できず、従ってシガテラ中毒を防ぐことはできない。またこれらの毒素は魚の味に影響を与えず[3]煮汁にも溶け出す。毒素は母乳経由で、乳幼児に移行する可能性があることが報告されている[4]。
シガトキシンのヒトに対する発症量は経口摂取で70 ng程度。

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朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4L5RNVM4LUBQU007.html



引用元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1555931392/続きを読む
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